変化
人が変わる経緯には、いろんな要素がある。
そのひとつひとつはほんの小さいものだけど、積もり積もって大きな変化をもたらす。
ここ最近の私の変化は、こんな風に小さなきっかけやヒントがいくつもあって起きている。
1年前や半年前の私と今の私はきっと違うだろう。
自分のこうした変化を、できれば書き留めておきたかった。
第三者にも分かるような形で、書きたかった。
でも、やめた。
想像上の誰かのご機嫌を伺ったり、人の目を気にしたり、「この書き方で伝わるかな…」と読まれる前から不安になったりするのは、もうやめる。
もういいんだ。
私は私を知らない人たちに説明しようとしたけど、別に理解してほしいわけじゃないんだよね。
「こんな人もいるんだな〜へぇ〜」
って読んでもらえればそれでいいんだ。
だから第三者に分からなくたって、私が分かっていればいい。
特に今はそれでいい。
今は、私が私を大事にして満たす期間。
私が知らずに虐待し続けていた私自身を癒す時間だ。
遠い昔、過酷な環境で私がしまい込んでしまった本来の自分に戻って、もう一度生きるために。
ちなみに「本来の自分に戻る」というワードは、今朝日記を書いていたら出てきた。
朝から会社に行きたくなさすぎて弱音を書き連ねていたら、
「元の自分に戻って お願い」
という文章が最後にポンと出てきたのだ。
自分自身からの痛切な願い。
書いている私もなんでこんなことを書いたのかと少し戸惑ったけど、本音全開で書いた日記だったから、これも私の本音に違いないと思った。
不思議なことに、「本来の自分に戻る」と決めたらパワーがわいてきた。
心と体が直通の太いパイプで繋がったみたいに、しっかりと流れている。
私は本当はもっと活発だった。
子どもの頃から自分のタイミングで動く人間だった。
束縛されることを嫌い、集団行動は苦手だった。
私が今やるべきことは、集団や会社に適応しようと頑張ることではない。
割に合わないし、努力したところで何も残らない。
私がやるべきこと。
それはありのままの私で、自分の持っているもので生きていける環境を整えることだ。
私は本来、人には足りないものなんてないと思っている。
人は産まれた時から、その人の人生に必要なものはすべて持っているのだと信じている。
だから、私も今持っているもので本当は生きられるはずだ。
私は私を大切にすると決めた。
私を満たすことを最優先にする、私を喜ばせることをやると決めた。
私ならできる。
そう信じる。