「深堀りできない」と悩んだ時は、とりあえず行動してみる。
ノートに向かうだけが深掘りじゃない。
行動も深堀りの一環ととらえて、いろいろなことをやってみよう。
自己分析をする時に、自分の心の奥深くまで下りていく作業を「深掘り」と呼ぶ。
深掘りする時はたいていノートとペン、スマホのメモアプリなどの「書く」アイテムを使う。
ノートとペンを採掘道具にして自分の中に眠っているさまざまな宝物を掘り起こすのは、いわば「昔の自分」と再会する行為だ。
けれども、机に座り、ペンを片手にノートに向かうことだけが深堀りなんだろうか?
答えはNOだ、と私は思う。
なぜなら、人は思考だけで生きているわけじゃないから。
考え、行動に移し、結果を得て、また考える。
それを繰り返して己や他人、世界を知っていく。
むしろこの工程がないと、ただの頭でっかちになりかねない。
それに、思考と行動がちぐはぐなことだってザラにある。みなさんも経験があるのでは?
だから私は、机に向かって深堀りができなくたって別に問題ないと思っている。
そういう時って単純に考えがある程度までもう煮詰まっていて、あとは行動してみるしかない段階だったりするから。
行動の中で感じたこと、事前に考えていたこととの相違など、貴重な「生のデータ」を得て、考えたければまた考えたらいいのだ。
ノートに向かうだけが深掘りじゃない。
行動も深堀りの一環ととらえて、いろいろなことをやってみよう。
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