ここ数週間の勉強:建築の知識
来年の確定申告に向けて帳簿をつけていて、やっと先月分まで整理できたので勉強に専念できそうです。
モデリングの勉強が落ち着いて出来なかった分、和の建築の勉強をしてました。
卒業制作をつくる時に集めた日本民家の資料が沢山あったので。
その中でたまたま『日本の古本屋』さんでみかけた
『世界の建築600選』川村善之さん著作
という本がものすごく良いんですよ。
日本の寺院とかの建築も掲載されていて、建築用語の解説と、造りが解説されているんですよね。
日本の古本屋さんのサイトではないですが、リンクを貼っておきます。
この本で知った建築用語や不足分を
『建築知識 日本の家と町並み 詳説絵巻』
で補いつつ読んでるのですが、
2冊を同時に読むやり方が合ってました。
建築知識の本には年表があるので、時代背景と照らし合わせてみると大陸からきた建築方法が多くなったタイミングで造りが変わってたりして、面白いです。
こちらもリンクを貼っておきます。
『世界の建築600選』にて、寺院の建築で屋根の裏板を支える垂木(たるき)という木材の解説があったのですが、その垂木のなかでも種類があり、その内の一つである〝扇垂木(おうぎたるき)〟というものが『安楽寺八角三重塔』に使われているそうです。
同書に記載されている建築用語図解を見てみると扇垂木は隅部分にだけ施されていたものが、15世紀以後は全面が扇垂木になったとか。
15世紀になる際に日本でなにが起こったのか気になって『建築知識』の年表を見て、ネットでも調べてるんですけどいまいち理由が分からないんですよね…。
扇垂木は隅部分だけだったものが、どうして15世紀以後は全面に施されるようになったのか、知ってる方がいたら教えていただきたいです。