見出し画像

誰に届けてる?

Mai です。

あなたのしている作業の
エンドユーザー知っていますか。

エンドユーザー
最終消費者、最後に使う人



今日はものづくり表札のお手伝いでした。

芸術関係に関わってきたことがない私は、
小さな作業
例えば、木の板を塗る、磨く、 
釘を打つ、作業。
あと商品の梱包をしています。

自分のしたいことじゃなくて、
これが何の役に立つんだろうって
思って苦しくなっていたんですね。

だけどふと考えてみたんです。

この商品を使うひとは
どういうお客様なんだろう。


ネットで販売していることもあって、
北海道や東京、沖縄や四国。
本当に47都道府県
色んな所にお客さんがいます。

自分が関西にいて
作業をするだけで 
その全国のお客さんに繋がれるんです。

この人生のなかで
今後、そのお客さんに
会えるかもしれない。
会う機会があるかもしれない。 

表札なので
その家の表になるもの
その家を離れるまで顔になるものに
私が関われていることを
光栄に思いました。

相手の顔は見えないけれど、
これを受け取った時、
箱を開けた時の笑顔に
貢献できているんだろう
と想像することができました。

このことを感じて
有り難いことだなって思いました。

変わらず、同じ作業を
してるんですけど、
捉え方が変わるだけで
全然心持ちが違う。


ひとつひとつ丁寧に作っていこう。
仕上げの作業を
任せてもらえているんだ!と思いました。





私は、直接ありがとうって
言われる場所が好き
なんです。
だから、飲食業界にこだわっていたし
直接やり取りができる職業にこだわっていました。

飲食業界だと、
私は作る中の仕事じゃなくて、
お客様と直接関われる
ホールの仕事をずっとしていました。
そのキッチンの方が
作ってくれたお料理をお持ちして
お客様にご説明して食べて頂く。

後に
「 美味しかったよ、ありがとう 」
「 あなたの笑顔に癒されたわ 」
って言葉にとても感動していました。 

直接言われることが嬉しいし、
自分の励みにもなっていた。


嬉しい部分もある反面、
直接だと営業の職をしていた時は
不具合があると、
マイナスの言葉が吐き出される。
それによって
自分のせいじゃないのにな、なんて思ったり、
吐き出された言葉に
自分が傷つくこともある。
 
でも、
お客様はここしか窓口を知らないから
私に言うしかないんですよね。

「 なんでなんだ、折角買ったのに。
お前のせいで、お前の会社が、、」

自分の所属しているところを
批判、否定されることは
とてもとても苦しかったので
逃げたこともあります。 


また、関わっている野菜作りでは、 
野菜を育てることによって
お野菜を届けるお客様がいて
そのお客様の体の一部に
自分が育てた野菜が
力になっていると思うと
丹精込めて作業したい。

お客様と会った時に
この野菜はこういう風に育てて 
こういう被害もあったけれど、
美味しくできたので
お客様に届けることができました。と
お話ができると嬉しい。
 

いまはまだ先が見えていないけれど、
直接やり取りできる場面になった時に、
胸を張って笑顔で
そのお客様とお話できるようにしたい。
自分の精一杯を作業できるようにする。 




『 エンドユーザーを想像する 』

あなたのしている作業の先に
誰の何に貢献できていますか。


あなたの仕事の見え方が
少し変わるかもしれません。
何かのきっかけになれば幸いです。


長くなりました、
読んでいただきありがとうございます。

響きましたらサポート よろしくお願いします。 感情、知性を深めるための 『書籍購入』に使わせていただきます✨