健常者エミュレータに関する雑感
・1500字強
・健常者エミュレータ事例集Wiki
運営者さんの書いた健エミュの紹介文によると、健エミュの定義はこういうものらしい👇
これは良いサイトになりそうだと思っている。
・入力に応じて、健常者のような出力ができれば、内面が異常者であったとしても健常者として生活できる。哲学的ゾンビに似ている。健常者としての入出力の知見を共有しようというサイトだ。
・サイトの名前もバッチリだ。エミュレータとは「特定のハードウェアやOS向けに開発されたソフトウェアを、本来の仕様と異なる動作環境で擬似的に実行させるためのソフトウェア」のことを指す。健常者をエミュレートするのが目的だから健常者エミュレータなのだ。
・個人的に面白いと思っている投稿をいくつか挙げようかな
・具体例を挙げながらアドバイスをするときは、対象者に伝わる例を挙げること
→「話の専門性が高くて、伝わらなかった」という経験を、専門性の高い文章で説明していて、コメントで突っ込まれている。健エミュはコメント欄が記事の完成度を高めることがある。
→友人が好きすぎて急に一万円をあげたくなるの、異常な行動なんだけどかなりわかるな。しかし誰かに迷惑をかけているわけでもないのにやってはいけないという共通認識があるのは不思議だ。自分にもその認識はあるけど、なぜやってはいけないのかは説明できない。コメント欄ではその議論がされていて面白い。
→異常者エミュレータなの好き。
・他人がケガをした際にまずする話の議題は「ミトコンドリア」ではない
→高校時代なのが面白い。
→タイトルでオチてる。コミュニティ七選より。
→インターネット文学すぎる。備考がすごい。
→かなり最高。
・健エミュの面白い所、現役異常者や元異常者が過去の失敗例を赤裸々に語ってくれる所にもある。理性や倫理で行動を抑制できていない、人間という動物の原液の部分が見れる。
事例を読んでいると、どれも異常な内容なんだけど、しかし私の内心にも同じ異常行動をやりうる心理回路が備わっているなと共感してしまうことが多い。異常な回路を理性で抑えてるから健常者の真似ができているだけなんだよね。
・好きな映画はJOKERと万引き家族です。対よろです。
・健エミュに事例を投稿をすると、即座にbotによってTwitterにも掲載される。これが拡散されやすいからか、最近は健エミュの利用者が爆発的に増えたようだ。
・これは比較的バズったツイートの例
・しかし人気が出るとやはり、おもんない投稿や、趣旨を理解していない投稿が増えてくる。アイデアの質はアイデアの量に比例するので、投稿が増えるのは喜ばしいことだけど……
・「~を見下してはいけない」とか「~は気を付けた方がいい」のように、内面の変化を推奨するような投稿が多いけど、それでは「健常者のエミュレート」ではなく「健常者化」だと思う。
また、日常生活のライフハックを投稿するのも趣旨と違うと思う。もっと他者からどう思われるかに着眼して欲しい。
・ユーザの民度とセンスによっては、もっと面白いサイトにしていけると思う。
・え、僕がした投稿? 内緒です……
・おわり
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