私的好曲
・2900字弱
・個人的に好きな曲の列挙。できるだけ皆が知らない曲を挙げたいというバイアスがある。
・銭形マーチ(2004 version)
・イントロが正解すぎる
・かっ、風になる~~~~
・非常線突破
・イントロが正解すぎる。
・カリオストロの城で2回ほど使われたBGMだけど、あまりにもその場面にマッチしすぎている曲だ。
・曲名、「非常線突破」て。正解すぎか。
・Bad Dog No Biscuits
・すまん、こういう無断転載の曲をシェアするのは、あまりお行儀の良いことではないのだけど、この曲に一目惚れしてカウボーイビバップのDVD-BOX(新品)を購入するまでに至ったので、つまり私はこの無断転載の曲を聴いていなければ製作者に印税を落とす事もなかったので、私だけ多めに見てクレメンス!(←言い訳なげ~)
・良い曲は、聞いていると情景が湧いてくる。
情景が湧いてくる曲は、良い曲である。
・この曲を聞いていると湧いてくる情景は、何かしらが衝突するタイムリミットが迫り、限界のエンジンが悲鳴を挙げる中で宇宙船をドリフトさせるが、そんなスパイシーな状況に反して主人公だけは凛としているような、そんな情景だ。
・そう期待しながら本編でこのOSTが使われている部分を視聴したら、犬の身柄取り合いチェイスをしていた。音ハメがなかったのもあって、OSTを聞いたときの興奮を上回っては来なかった。OSTはしばしば本編よりも興奮できることがある。
OSTだけ聞いて本編を想像すると、無限に興奮できる可能性と、無限の想像の余地を残しているが、本編を見てしまった瞬間にそれが有限になってしまう。
和歌もそうかもしれない。
昔、太閤さんが日本国中の殿さんを集めて、どの大名にも「歌を詠め。それまでにおまえたちに聞くが、歌というものはどういうわけでできるのか。」って聞かれたそうな。
そうしたら家来のうち一人が「それは太閤さま、山と言わんでも山と思わせ、川と言わいでも川と思わせるように作るのが歌でございます。」と答えたそうな。
・歌とは、山と言わんでも山と思わせ、川と言わいでも川と思わせるように作るものだという。なぜ直接的な表現でなく間接的な表現をした方が高く評価されるのかと言えば、やはり直接描いてしまっては想像の余地が有限だからではなかろうか。「咳をしても一人」という自由律俳句が皆に評価されるのは、僅かな文章量で無限の想像の余地を残しているためではなかろうか。
結論:OSTは、和歌である
・恋はジョリジョリ ~華麗なる大円舞曲より~
・この曲も一目惚れしたので、この曲が使われたアニメ本編はどんなにドラマチックな話なのだろうと思って、110円払って本編の10話目を見た。しかしゲロつまんなかったです。期待値が高すぎたため。
・なんか、Youtubeの「トピックチャンネル」とやらに上がってる曲は、無断転載ではなくて、ちゃんと広告収入も作者に行くやつみたいですね。
・Demi Lovato - I Will Survive
・映画The Angry Birdsのエンディングで流れる曲。映画が終わってカタルシスに包まれている時に、この「私は生き残る(I Will Survive)!」とサビで繰り返す曲が流れて来たときは、飲酒するより10倍くらい強い陶酔があった。飲酒の二日酔いはせいぜい2~3日しか尾を引かないが、この酔いは20~30日くらい尾を引いた。
なんてパッション溢れる曲なのだろう……そう思って歌詞を自動翻訳にかけたら、恋人を振る曲でした。くだんねー!
・私の好きなBoro Boroというペルシア語の曲もめっちゃミステリアスで面妖な印象だったのに、歌詞を自動翻訳したら恋人を振る曲でした。がっかり!
・皆さん、好きな洋楽の歌詞を自動翻訳にかけたりしない方が良いです。なぜなら、意味がわからない歌詞は無限の想像の余地を秘めているけど、意味がわかってしまったら想像の余地が有限になってしまうからです。
結論:洋楽は、和歌である
英語も勉強しない方が良いです
・Zig and Sharko Opening Song
・知らんアニメのOP。ポップでウキウキ。
・Elastigirl Is Back
・Elastigirlが活躍するときの曲。これがたったの738再生……?
・OSTが好きだ。UnderTaleをプレイする前はMegalovaniaを聴いても「ありふれた曲だなぁ」くらいにしか思わなかったけど、プレイ後はその曲に、固く揺るがぬ決意を感じる。OSTが好きな理由はそこだ。
・Beep Beep I'm a Sheep
・キックの強い曲は全部好き。体が上下に動く。
・IOSYSのARMさんという作曲家がいる。←東方オタクは聞いたことのあるかもしれない名前だ。
その人が挙げてるフリーBGMたちはクオリティがめっちゃ高い割に、再生数が侘しい。やはり皆からは「フリーBGMとは、それ単体では鑑賞に堪えないものだ」と思われているのだろうか。
・例えば、私がめっちゃ好きなこの曲は、現時点で269再生しかされていない。269万再生の間違いじゃなくて……?
・Horry Disco (おばけのホーリー OP Takuma Disco Remix)
・おばけのホーリーというアニメ、おそらく日本初の「OPがラップのアニメ」なのではという説がある。そのOPのRemix。
・長い前奏を抜け、満を持してホーリーの声が微かに聞こえる瞬間の、最初の一声、”” 溢れる ”” 。
・clover
・Louie Zongさんの曲は10曲くらい紹介したい気持ちなのだけど、それは紹介しすぎなので1曲だけ。
・Wacky Races Soundtrack - Dick Dastardly & Muttley's Theme
・Wacky Racesというアニメのサントラが存在するなら、喉から手が出るほど欲しいのだけど、どうやら存在しないようだ。古いアニメにはサントラが存在しない。
おそらくこの人は、アニメ本編をツギハギして疑似的にサントラを作ったのだろう。めっちゃ助かってるし、全曲欲しい。頼む~~~
・良い曲は、聴くと情景が浮かんでくる。このイントロ5秒は無限に聞いていられる。汚いエンジン音と共に、ご機嫌なSkaが流れている。ダートロードを走りながら碌でもない嫌がらせの策を考えている主人公の、脳内の臭いがする。
・以上。12曲。
・曲の紹介文を書くのって楽しいな。
・曲の感想を述べるときに、「陰鬱な曲」「明るい曲」のように、辞書に載ってる形容詞で形容するのは、あまりに感情をそぎ落して普遍化しているし、感想のバリエーションが有限だ。
比喩をすると曲の感想のバリエーションが無限になるし、書いていて楽しい。君も日記で、曲の紹介文を比喩で書くと良い。私は、君の書いた文章を楽しんで読み、そして曲は聴かない。
・おわり