【日記2024/8/29】The Entertainerという曲について

・600字弱


・The Entertainer

 静と動の繰り返しが気持ちいい。風が吹いている。良い曲って順風が吹くんだよね。


 まるで映画のような曲で(というか映画のサントラなんだけど)、聴くだけで情景が思い浮かぶ。

・長い入院生活に退屈している恋人のために、毎回派手すぎる格好でお見舞いしに来る男がいて、今日も彼が手を振っているのが病室の窓の外に見える。

・出所して、真面目にパン屋で働くって結構悪くないと知った元マフィアの中間管理職の男。

・終戦したことを知らないまま20年のあいだ洞穴で潜伏していた兵士が、久しぶりに訪れる平和な故郷。

・老人を介護するのは初めてだという軍用アンドロイド。

・自作した模型飛行機がうまく飛ばず、試行錯誤する少年。

・うっすら嫌いだった実家に飛行機が突っ込んで大爆発して親が死んで多額の保険金と賠償金が下り、爆笑しながら新居に向かって車を走らせる姉妹。

・神が人類を作ってみたら、まもなく貨物を乗せた船が続々と海に進出し出して、今は設計ミスの船が転覆しているのを見ている所。

・地球が、回ることを決めた理由。

・6歳の兄が3歳の弟に聞かせるために毎日少しづつ語っていたストーリーが、3年を費やしてようやく完結する瞬間。


 ごめん、この曲を繰り返し聴いてたら2時間が経過していた。どういうこと? 元になった映画も見てみようかな。

・おわり


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