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【10/10】間近ってマジか

・2400字強

・映画の感想とか



・ツイ禁を始めた

 この書き込みをしている今は、ツイ禁15分目である。助けて欲しい。今まで当たり前のように開いていたものがそこにない。意識していなかったけど自分は3分に一度はTLを見ていたんだな。

 私にとってTwitterは「呼吸」だったので、もう苦しい。5個くらいあったアクティブなアカウントを全部いっぺんに断ったので、もうコールドターキー状態になっている。禁酒とか禁煙もこんな気分なんだろうな。


 日に2回くらいはTwitterを見ちゃあダメだろうか。

 「Twitterを開いて良いのはトイレに立ったときだけである」という縛りをつけるくらいがちょうどいいのかもしれない。

 まあ、しかし、そんなことをしたら私は水をガブガブ飲んで何度もトイレに立ち、ジョバジョバとTLを流すことになる。

 まあTwitterなんて小便器と同じようなもんだしな。



・ブルースブラザーズ

 130分ほどの映画なのだけど、60分あたりでようやく面白くなってきて、90分あたりでクライマックスを迎えた。なんだろう。わたしは個人的に実写作品が好きではないというか、疲れるな。画像認識に時間がかかる。

 実写作品は、実写でない作品に比べて、人間の動作がスローだ。一般的にコメディとされている作品も、私の脳内ではシリアスに分類されていたりする。ブルースブラザーズもそうだったし、「マスク」「タッカーとデイル」「イエスマン」「デトロイトメタルシティ」とかも私の中ではシリアスだった。もう少しテンポを速くしてくれればコメディだったと思うが。

 しかしそれらは私が多動性な人間だから退屈に思えるというだけで、私が「このカットは削っていいだろ」と思っているカット一つ一つが作品の臨場感を高めているのだろうな。私はファスト映画を楽しめる側の人間なのかもしれない(ファスト映画を見ようとは微塵も思わないが、あくまで例えとして。)

 私はホーム・アローンの前半部分を丸々飛ばして後半のドタバタだけ見る人間だからな。

 なんかダメだな。ブルースブラザーズでカーチェイスのシーンを見ている間も「カーチェイスはわかったから早く次の展開を見せてくれ」と思っていたのだけど、本来はそのカーチェイス自体が楽しむべきシーンなのだよな。

 私が退屈しない実写作品って結構限られているのだけど、ナイトミュージアムシリーズとか、ドクタードリトルは面白かった。小ネタが多かったので退屈しない。


 イラストにおいて、基本的には「彩度が高くて明度が低い色」ってあんまり美しくないから使わない方がよいとよく耳にするし、私もそう思う。クリスタのアレで言ったら右下あたりの色のことだ。

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 しかし、実写映画全般(特に1980年代の作品)ってそのあたりの色ばかりで画面が構成されるから、画面が美しくなくて疲れるというのはある。


 ブルースブラザーズに登場する役者さんについては、当時の大御所を揃えたんだろうなという空気があった(詳しくないからわからんけど)。

 私はビートルズのメンバー名を一人も知らないからな。

 唯一キャブキャロウェイさんだけ知っていた。ベティちゃんの作中でよく歌ってた方じゃないか!キングダイスさんの元ネタになった人だ!



・私は作品を評価するときに「作者が視聴者置いてけぼりでやりたいことやってるだけの最高の作品」と評することもあるが、反対に「作者が視聴者置いてけぼりでやりたいことやってるだけの駄作」と評することもある。この前友人間で映画の感想を共有しているときにその矛盾を指摘されたけど、私の脳内では別に矛盾していないんだよな。

 理由があって映画を好きになるのでなく、映画を好きだと直感的に思ってから好きな理由を探すから、そうなるのだ。



・かがやけ!クルンといのちの星(※割と本質的なネタバレを含むので、視聴する予定のある人はブラウザバックしてくれ)

 映画30周年記念とのことで、「何のために生まれて何のために生きるのか」という本質に改めて迫った作品。この映画の12年前の「いのちの星のドーリィ」でも同じ本質に迫っていたな。

 今回のゲストキャラであるクルンちゃんは、「自分は何のために生きているの?」という疑問を抱いており、色んなキャラに「君は何のために生きているのか?」と問うて回る。多くのキャラは明確な答えを出せない中、アンパンマンとばいきんまんだけは即答できるの、エモ…

 今作では、ばいきんまんがアンパンマンに一度命を助けられ、アンパンを差し出されるシーンがある。ヤバ…打倒アンパンマンを目標に30年間の悪戦苦闘をしてきたばいきんまんにとって、それ以上の屈辱はないだろうな…


 途中、アンパンマンがばいきんまんを助けて犠牲になるシーンがある。

 アンパンマンって基本顔を交換すれば全回復するのだけど、今回はそうじゃなくて、生命源である「いのちの星」が消滅しかけていた。いのちの星が消滅するとガチの死なので、顔を交換しても生き返ることはない(そういう描写が他の映画にあった)


 よく、色んなアニメで敵キャラが「お前を倒すのは俺だ。こんな所でくたばってんじゃねえ」と言う展開があるが、私はソレに共感できないから好きではない。敵キャラがくたばりそうになってたら私なら助けようとは思わないし、なんか作者のご都合が透けて見えるから。

 しかしばいきんまんに関しては30年というキャリアがあるから、説得力が凄い。アンパンマンが自分を助けて身代わりになって、どこの馬の骨ともつかないぽっと出の知らんキャラに倒されて終わりましたでは、30年間の努力が報われないもんなぁ…

 作中でもアンパンマンは勇気の象徴である。アンパンマン本人がいなくてもみんな「アンパンマンならこうする」「アンパンマンはこう言っていた」と士気を高める効力があるので、本当に、あの世界におけるアンパンマンって、キリストとか仏陀みたいな信仰対象なんだろうな。

 アンパン、Love…


・おわり

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