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「自分なんかが…」なんて思わないで!採用チームに知ってほしい情報発信の新しい視点

先日、一泊二日のキャンプイベントに参加し、大学生たちと交流をしてきました。テーマは「社会貢献とビジネスの両立」。学生たちの視点と自分の視点が全く違い、面白かったです。

自分とは一回り以上も年齢が違う大学生たちの意見を聞きながら、大いに刺激を受け、若い人たちと話せる場って超大事だなと改めて感じました。


社会貢献=奉仕活動!?

こんにちは!全国で日帰り温泉「おふろcafé」を展開しているONDOグループの宮本です。

大学生たちとの一泊二日のキャンプイベント。「ソーシャルビジネス論」の授業の一環で、三重大学や岐阜大学から来た7人の学生とその先生と一緒に参加しました。

テーマは「社会貢献とビジネスをどう両立するのか?」。

1日目は僕たちが運営する「おふろcafé あげき温泉」や商店街を見学したりとフィールドワークを行い、夜に尾鷲のキャンプ場に移動、翌日は参加者みんなでディスカッションをしました。

「自分が考える"社会貢献”とは?」

それぞれ自分の意見を付箋に書いて、ホワイトボードに貼りだしていきました。

学生たちの意見を聞いていて印象的だったのが、「社会貢献」からイメージするのが、ボランティアやゴミ拾いなどのいわゆる奉仕活動に寄っていたことです。

働いて、納税するということは立派な社会貢献であるはずなのに、まだ働いたことのない学生たちには、あまりその視点はまだないんだなと感じました。

僕は社長なので「売上を上げる」「広報する」など、事業を推し進めることを書いていたのですが、学生との考え方とか視点の差がこういうところにもあるんだなと、非常に面白かったです。


学生たちに「働く」情報を届ける意義

学生たちと関わる中で、「こんな仕事があるなんて知らなかった」「そんな働き方ってあるんですね」という声も聞こえてきました。そこで改めて気づいたのですが、

・こういう仕事がある
・こんな働き方がある
・こういう価値観で働いている人がいる

ということを広めていくこと、ちゃんと情報を発信し続けることも大きな社会貢献の1つなんですよね。

就職を考える学生たちにとって、色々な会社の情報が届くことは「働く」ということを考える良い材料になります。情報はたくさん届くにこしたことはない。

情報発信の大切さを改めて実感して、「もっと採用活動を積極的に頑張らないといけない」という使命感を感じました。


テキストも動画も、会社も個人もまぜこぜで

「じゃあどうやって情報発信をしていく?」―

今回のキャンプには20代の社員も一緒に参加していたので、道中で彼らと一緒に、今後の採用や広報のあり方について議論しました。

今は、個人が顔と名前を出して発信するからこそ価値が出る時代になると僕自身は思っています。最近力を入れているYoutubeも、noteやXなども、会社公式のものではなく、個人「宮本まさき」としての発信です。

会社として発信となると、仰々しいし、堅くなりがちです。とはいえオフィシャルなものは必要だし・・・。

それであれば、採用チームとして発信し、さらに、チームの中のメンバーもそれぞれに発信する、くらいがちょうどいいのかもしれない。

チーム、メンバー、会社、社長・・・それぞれがテキストコンテンツと動画コンテンツをまぜこぜで発信しながら、お互いに絡みながらやっていくのが、これからの時代には受け入れられるの方法じゃないかな・・・

なんてことを話し合いながら、これからの方向性を考えました。


「自分なんかが発信していいのかな?」という勘違い

僕自身も、「顔と名前を出して情報発信するのは恥ずかしい」と思う部分もあったのですが、そもそも情報発信することが社会貢献だと考えたら、その羞恥心はちょっとズレてるなと感じました。

若い世代の人たちにとっては、世の中に情報をどんどん出してくれて、情報量が増えることのほうが価値があることなので、「自分なんかが~」というのは違うんですよね(もちろん、最低限のリテラシーは必要)。

「自分が情報を発信することが、社会にとっていいことである」という気持ちで取り組んでいくことがいいんだなということに気づけた時間でした。

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このnoteは、ONDOグループ社内に向けて僕が配信しているコラムを基にしています。経営者として考えていることや、旬の情報、ビジネスのノウハウなどをシェアしています。
同じハコモノ事業者さんや、サービス業の方々にとってもお役に立てるものがあるのではないかと思い、内容を少しだけ編集して公開しています。

宮本昌樹@ONDOグループ CHRO

1986年生まれ、和歌山県出身。27才の時に地域活性を目指して株式会社温泉道場入社。支配人を2年間経験したあと、店舗リニューアル開発・コーポレートブランディング、フランチャイズ事業などを経て、HR部門に注力。2019年より、ONDOグループ1人目の社長として、三重県の株式会社旅する温泉道場の社長を兼任している。

Twitter:https://twitter.com/masakimiy


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宮本まさき/温浴施設を救いたい
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