【映画鑑賞日記】わたしは最悪。 の感想
先日映画館で「わたしは最悪。」を観てきました。
久しぶりの映画館。大きいスクリーンで観られてよかった!
あらすじ
感想(ネタバレ含む)
なんか自分と似てた。
年齢も、同じくらいの歳のパートナーがいることも、飽きっぽい性格も、子どもを作ることに踏み切れない気持ちも、理想を追い求めて何にもなれていない姿も…
オスロにいる、もう1人の自分(と同じような人)の日常を覗かせてもらっている、という感じでした。
自分に似てるけど、感情移入して自分も泣いたり怒ったりというよりは、ただその場に自分もいる、という感じ。
そういえば、感情移入はないと書いたけど、ユリヤとアイヴィンが出会うパーティーの場面はものすごくドキドキしました。
特に2人がベッドで話すシーン。
生々しくて、勝手に覗いてるのに、なんか観ちゃいけないような…
ユリヤが天真爛漫な少女にも、小悪魔にも、色気たっぷりの女性にも見えて、レナーテ・レインスヴェさん(ユリヤ役の方)すごい。
この映画の脚本は、レテーナさんのために書かれたそうです。
そのほか、公式サイトのインタビューが面白かったので、いくつか貼ります。
そうなんだよなあ。
結婚しなければいけない、子どもを持たなければならない、という昔の考えは無くなってきているし、自分もそう思っているんだけど。
なぜか、恋愛は必要なものであって、結婚/出産抜きにしてもうまくいっていないといけないプレッシャーを勝手に感じている。
このシーン、本当に人が止まってるんだ!すごいー。
メイキングとかあったら観てたいなと思って探してみたのですが、残念ながら見つからず。
そして最後。
数年後のシーンなのかな。
ユリヤはなりたかったカメラのお仕事をしていて、アイヴィンとは別れて1人で暮らしている感じ。
あ、置いていかれた…と思ってしまった。
何でだろう、精神的にも経済的にも自立して夢を叶えているからかな?
遠く離れた(何ならフィクションの)話だけど、なんだかリアルに感じて、好きな映画でした。
また、今回どこの映画館で観ようかな〜と探したところ、既に1日1.2回(しかもレイトショーが多い)でなかなか観にいけず。
観たいと思った映画はすぐに観に行こうと思ったのでした。
おわり。