無能の向こうにあるもの

【きょうのえぐいはなし 2020/10/23 無能の向こうにあるもの】
人的資源管理論のテキストにあった「人間は地位に甘んじるか能力にふさわしい地位に就くと無能になる」という語を思い出した。ままあることとして例を示せば政治家、というより政治の仕組みがよくない、という人はいても、正確に工程表を描ける人がいないようにわたしには感じられるのだが。自助を謳うなら、個々が無能にならずに済む環境から用意できないといけないが、それができるものは果たしてどれだけいるのだろう。

かつてヒトラーは「オレの計画を失敗させる様な無能な国民なら生きる価値なんか無い、何人死のうがどうでもよい。ドイツもろとも一緒に滅べばいい」と言ったといわれるが、コロナ禍に乗じ我が帝国は戦後75年を経てヒトラーを抜きにしてやってのけたので国民を残酷に扱う意志のある国家であると後の史家は書くことだろう。

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2020/11/23 補足:仕組みがなければ互助を作るが、今まで排除されこそすれ、リスクをとって仲間に迎え入れてくれた人は片手で足りてしまう。翻って自分自身が選別のわなにはまらないようにしたい。


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