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【ポケカ】はじめてシティに行く人に頑張れって言いたい【雑記】


はじめまして。やまこと申します。ポケカ1年生(もうすぐ進級)です。

さて、12月も中盤戦に入り、いよいよ年越しカウントダウンが近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

そんな中、先週土曜日からシティリーグ・アディショナルシーズンが始まりました。

アディショナルシーズンは今までと違い、今年のシーズン3(6月~8月)とシーズン4(10月~11月)のどちらか、または両方に出場できなかった方向けの大会です。

特にシーズン3は、東京都だとシティリーグ開始約2週間で緊急事態宣言が発令されてしまったため、エントリーしていても多くの方が出場できなかったのではと思います。

また、それとは別に、フュージョンアーツ~25周年アニコレ前後でプレイヤーも爆増しているので、シンプルに「最近始めました!」という方の出場も多いように感じています。実際に、TwitterのTLでも、「アディショナルが初シティです!」という方をたくさんお見かけしました。

というわけで、本記事では、ポケカ初心者野郎がはじめてのシティリーグに出るまでの体験記を、つらつらとお話ししていこうと思います。

少しでも誰かのお力になれれば幸いです。

ちなみになんで急にこんなの書いているかというと、卒論追い込みで現実逃避したいからです。毎日紙しばきたいよママ~!


1,「そうだ、シティ出よう」~初シティを決心するまで~

私がポケモンカードを始めたのは、今年の1月。ちょうど一撃/連撃が登場した頃でした。

きっかけとしてはビート君のファイルとスリーブが欲しくなったから、という割と突発的なものでした。

さすがに1人ではカードゲームできないので、大学の友達に

「ポケカやろうぜ!!(くそでかボイス)」

と誘ったところ、なぜか友達の彼氏がどハマり。誘った三日後には友達から「今彼氏とパック買いに来た」という電話が来ました。行動力の化身かよ

(今思えばこの頃タッグオールスターズとかも買えてた)

というわけで、無事に友達と友達の彼氏をポケカに突き落とし、なんやかんや箱開けてワイワイやってました。

この頃は「好きなポケモンを使おう」という目的でやっていたので、レギュレーション無視、弱点換算無し、何ならルールもよくわからずプレイしてました。逃げエネの概念が無かった。

特に大会に出たい!とも思わず、のらりくらりと過ごしていましたが、

4ヶ月後、拡張パック「イーブイヒーローズ」にて事件が起こりました。


ニンフィアVmax


推しがVmaxしちゃった~~~!?!?!?!?



ニンフィアVmaxSA


しかもスペシャルアート~~~!?!?!?!?(発狂音頭)

申し遅れましたが、私の将来の夢はフェアリータイプのジムリーダーです。

好きなポケモンはミミッキュ、ニンフィア、マホイップです。


マホイップVmaxも存在していたんですが、性能的にメインアタッカーにはならないので、この子と共に戦いたい…という想いは沸きませんでした。

しかし、ニンフィアVmaxの強さとかわいさとリボンバッジ貼りて~の想いが強すぎて、

「この子と共に戦いたい…あわよくば一番にしてあげたい…」

という謎信念を抱くようになったその頃。

シティリーグシーズン3

シティリーグシーズン3開催決定!!!!





……シティリーグって何だ?????


調べると、なんかガチっぽいポケカの大会であることが判明。

ちょうどその頃色々あって、先の生活に目標が見いだせなかったことと、本格的にカードがやりたくなってたというのもあり、よっしゃ出たるか!になりました。

早速友達カップルに「俺シティ出るわ!!!(デカボイス)」と連絡。

すると友達彼氏が「じゃあ出ようかな」と出場決定。行動力ヤバ


というわけで、シティリーグ0回戦(エントリー)に無事勝利し、出場権をゲット。余談ですが、元々ディズニーのヲタクなので、こういう戦争には強かったです。チケット戦争は最長10時間かかったからね


しかし、エントリーしたのもつかの間、私は自分の状況が激ヤバなことに気がつきます。

・3ヶ月デッキ触ってない!

・弱点換算したことない!

・そもそもマホイップ以外のデッキ知らない!

冷静に考えたら逃げエネの概念が無い激やばハウスルールでやってた人間なので、環境デッキとか全然知らない。

ポケカ友達もおらず、私と友達カップルが持つデッキがこの世の全てでした。友達のラプラスデッキがこの世で最強だった


というわけで、まずはポケカのルールを思い出し、弱点換算アリで練習をすることに。

当時はれんげきウーラオスやゲンガーが暴れていたので、友達に壁になって貰って、とりあえず「デッキを回す」ということを練習しました。

そして、そろそろ弱点も換算できるようになったな!って頃に、友達から一通のLINEが来ました。


友達「近所のブックオフがリニューアル記念で土日大会やるらしいで」

私「ほんま???両日出るわ」


2,大会に出てみよう!~サポートを1ターンに2枚使うな~

というわけで、デッキを回せて弱点を計算できるようになった人間は、とりあえず大会に出ることにしました。

はじめての大会は、ブックオフの箱争奪戦(非公認)でした。

マジで緊張したし、何なら山を3つに分けるシャッフルとか知らなかったので、普通に試合どころでは無かったです。

その日の初戦ははくばVmax。お相手も大会ははじめての方でした。

しかし、あまりの緊張にデッキを回す云々では無く、普通に手張りも忘れる始末。結果6-3で負けました。


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(負け直後のLINE)

次の試合は小学生の子で、リボンバッジが強くてサイド差で勝利。

まだニンフィア流行る前だったので、小学生の子達が「リボンバッジ強ぇ~!!」とワイワイ言ってました。


そして、1-1で迎えた3回戦。ここでめちゃくちゃやらかしました。

お相手はマッドパーティー。

全ポケモン色違いで「可愛い~」とのんきなことを思いながらゲームを進めてましたが、その後とんでも事件が起こります。


私「サポート、マリィ使います」

シャカシャカ

私「ボスの指令使います」




驚きサラリーマン

↑その瞬間の友達


この時、お相手も私も気がつかなくて、焦った友達彼氏が私の肩を叩き、ただ一言


「姉さん、マリィ」





謝罪の気持ち

(オワッタ)


本当に肝が冷えました。

すぐさまお相手に謝罪し、大丈夫ですよ、と優しく対応して頂きました。幸いサイドなど動く前で盤面もすぐ戻せたので、そのままゲーム続行。

しかし、そのまま時間内に決着がつかず、店員さんからサドンデスでお願いします、と言われました。

ただデッキの性質上、私にターンが返ってくるのは確定していて、かつこちらは相手をワンパンできてしまう状況だったため、

「ゲームの進行に問題が無かったとは言え、ルール違反をしてしまったので、よろしければ私の負けにさせてください」

と提案しました。お相手はそちらが宜しいのであれば、とのことだったので、店員さんにも事情を説明し、投了(自首)で終了。

シンプルに初大会でやらかして、サドンデスで勝っても罪悪感がとんでもなかったので、今思えば正しい対応だったかはわからないですが、お相手がとても優しい方で本当に良かったです。

この記事を読んでいらっしゃるかわかりませんが、あのときは失礼しました。

その後、大反省をした私は、サポートを使ったらターン終了まで盤面に置く、というのを徹底するようにしました。今でもやってます


それからシティ当日まで、とにかく大会に出て、カードプールを巡りに巡りました。ハピナスVにボコボコにされ、オロヨノにボコボコにされ、ビクティニにボコされ、ついでにミュウミュウの弱点が超であることを知りました。

そして、参加したジムバトルで運良くニンフィア使いの方からアドバイスを頂き、シティ2日前にバシャオラ型からラオス型に変更。

後にこれが功を奏すこととなるのでした。

大会に出ない日はひたすら1人回しをして、1,2ターン目の動きを頭にたたき込みました。これにはシャロンさんの動画がめちゃくちゃ参考になりましたので、僭越ながらこちらで紹介させて頂きます。マジで上手くなる

https://youtu.be/MWEu7Xobtmk


それと、色々相手して三神が相手したくなさすぎる、という弱点を見つけたので、友達に壁になって貰い、

「先攻とって先に殴るしかねぇ」

という結論を掲げ、先攻とってお祈りすることに。


あとこれは訳わからんムーブですが、「髪色ニンフィアにするわ!!!」と人生で初めてブリーチして、髪ガチピンクにしました。

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(ニンフィアにしてください!の結果)


3,初シティ当日!~三神恐怖症になった~


いよいよシティリーグ当日。

様々な方の記事を読み、デッキ登録を前日に済ませ、しっかり予備のスリーブ、GXマーカーを鞄に詰め込みました。

コロナ君がまたじわじわ増えそうだなと思ったので、とりあえず早めの日程でエントリーしたのですが、今思えばこれが本当にファインプレーでした。

しかし、環境的には激ヤバ。

エントリーしたのは、2021年7月9日。



蒼空摩天


まさかの新弾発売日。

マジで何も考えてなかった。会場しか見てなかったわ

んでもってそのときのデッキがこちら。



ニンフィアデッキ


どうやってジュラルドン突破するん??????

本当にこれ前日に気がついて、泣きながら友達に連絡したんですが、「お祈りしろ」というお言葉を信じて、このまま出場しました。


シティ当日の朝、全然買えなかった新弾をそこそこに諦め、友達に見送られながら会場に向かいました。この時には緊張がMAXだったのと、ジュラルドンへの恐怖心がヤバかったです。しかし、ありがたいことに、全然ポケカやってない友達からも「大丈夫、勝てるよ!!」と励ましのLINEを貰ったので、何とかメンタル保って会場に向かえました。


そして、迎えた1回戦。

正直緊張して色々泣きそうだったんですが、対戦相手の方がめちゃくちゃ優しい方で、「初シティで…」とモニョモニョしてる私にも優しく対応してくださいました。

じゃんけんぽんで負けて、「先攻貰います」とお相手。

私(後攻だけどニンフィアはやることドリームギフトしかねぇぜ…!)


「対戦よろしくおねがいします!!!!」





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(コンニチハ)


マジで初戦で踏むと思わなかった。なんでやねん

しかも相当三神使い慣れた様子のお相手。マジで強い。さらにその後、お相手は激強ムーブを見せてくる。


「ジュラルドンVベンチに出します」

ジュラルドンV



なんでや~~~~~!?!?!?!?!?

普通に出てきた。Vmax発売当日なのに。幸い、Vmaxに進化されることはありませんでしたが、全然プレミして負け。対戦後、発売されたてホヤホヤのジュラルドンVmaxを見せて頂きました。スペシャルアート版でした。

その後、対戦相手の方がCLでも好成績を収められていた方だと知り、つよつよだ…という赤ちゃん思考しかできなくなりましたが、それからしっかり三神対面が苦手になり、大会でも「当たりたくないよ~!!」と泣き散らす人間になりました。


続く2回戦目は、まさかの不戦勝。少し休息を得られたので、いそいそと友達に現状を報告し、デッキの回し方を確認して次を待ちました。

3回戦目はゲンガーVmax。スタート見た瞬間、「あのときアドバイスくれた方、ありがとう…」と本当に思いました。バシャオラ型なら絶対負けた

4回戦目、2-1で迎えた対戦相手はリーフィアVmax。こちらのデッキは特殊エネしか入ってないので、お相手のうねりの扇がガン刺さりするも、何故か引きが強くて一生トリプル加速エネルギーを貼れました。が、どちらもサイドレースが一進一退で、結果時間切れ。この試合が、後にシーズン4のデッキ選択に大きく関わることになるのでした。


4,ニンフィアと私と三神~そのあと~

初シティの結果は29人中13位。マッチング運もありましたが、まぁ頑張った成績かな…と思う反面、「ニンフィアはまだやれる…」という信念がめちゃくちゃありました。

環境読みとか全くせず、「ニンフィアしか勝たん!」で乗り込んだ割には、ウーラオスが流行っていたこと、ゲンガーやムゲンダイナも割といたことから、悪に弱点を突かれない超タイプという強みが最大限に生かせる環境だったため、今思えばデッキ選択はめちゃくちゃ正解だったと思います。

実際、シティ二日後、何気なく参加した箱争奪戦で優勝することができました。あのときのニンフィアは本気で激強でした。

(頂への雪道見えなくね????)


それからもずっと、悪ニンフィアが流行ってもウーラオスとゼラオラのれんげきバレットで戦い続けましたが、ミュウVmaxの登場で環境が一変。

先行2ターンで210ダメージ飛ばしてくるフュージョンデッキが台頭し、ニンフィアの有利対面であったウーラオスが激減。さらに夏の終わりにクワガノンとかいうヤバ虫が暴れ始め、あらゆるシティや大会の結果をボーボボの人気投票にしていきました。

苦渋の思いでゼラオラと別れを告げ、新メンバー・ガラルファイヤーVを迎えましたが、あまり仲良くなれず、ニンフィアで今戦うのは厳しいな…と相棒にしばしの別れを告げました。


シーズン4のシティリーグまであと1週間になった頃、環境が混沌としすぎて、友達宅でデッキ選択について泣きながら話していました。

私「デッキ決まらないよ~エ~ン…」

友達彼氏「どんなのがいいの?」




「前シティで時間切れしたからその心配がなくて…」



「環境に左右されにくいデッキで…」



「どの対面にも5割取れるような…」






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(呼んだ????)


お前だ!!!!!!!


こうして、三神と友好条約を交わした私は、必死に1週間で練度を上げ、なんとかシティで勝ち越すことができたのでした。

最終戦でサイドプラン間違えてパルスワンに負けて9位になり、今度はかみなりデッキに連敗し続けてトラウマになるのは、また別の話。


最後に

以上が、私がはじめてのシティリーグ至るまでの体験記です。

私は今回アディショナル出場しないので、本来なら出場される方の壁とかになれればと思っていたのですが、卒論とかいう化け物に苛まれて何もできませんでしたので、僭越ながら体験記という形でお力になれたらと思い、noteを投稿させて頂きました。

シティリーグはマジのガチ大会ですが、その分得られるものはめちゃくちゃ大きいように感じます。

実際、初シティで得た一勝は自分の中で大きな自信になりました。有利マッチだったけど

ジャッジさんもいて、雰囲気に圧倒されることもあるかもしれませんが、自分で選んで握ってきたデッキと最後まで戦って欲しいです。

大丈夫!!初シティだって(マッチングと手札によるけど)勝てるよ!!!あとはGXマーカーとデッキ登録とスリーブの予備だけ忘れずに!!




最後に、

サポートは1ターンに1枚使え!!!!!!!!!


ご清聴ありがとうございました。皆さん頑張ってください!




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