見出し画像

ボブで泣く。

今日、28時45分。ボブ・ディランを聴きながら
ヨシタケシンスケの「にげてさがして」を読んで大泣きをしてしまった。

イヤホンから流れるボブ・ディランの優しく暖かい歌声とヨシタケシンスケの少しざらついた安心感を同時に摂取するとなぜだか冷たい絶望に似たなにかが襲いかかってきた。

それは、自分の夢見ていた事柄が全て自分の弱さにより不可能になって遠くに行ってしまうような感覚だった。

この"事件"は今後の自分を大きく変える出来事になればいいのにと願いながらもきっとすぐに元通りの痛々しく平凡な日々が続くはずだ。
期待はしていない。

ただ、この時の感情や感覚は新たなものだったので、記憶しておくという名目で書き記しておこうと思って文章を打っている。

絶望と身近な希望が僕のなにかをぶち壊した。
それが僕の止まらない涙を誘発させた。
僕は長い間逃げてきた。
探しているつもりでも足は動かない。
きっと答えは風の中にある。
そんな言葉に少し希望を持っている。

おやすみなさい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?