2022年2月の日々の記録より(炭酸水メーカー。漫画の名言。キング・クリムゾン。など)
東京藝術大学の卒制を見に行く。これは確かに一日では見切れない。H君の卒業制作は意外なことにショートムービーだった。大江健三郎のような神話的・民俗な雰囲気が素晴らしい。
家庭用炭酸水メーカーを買う。 トップシェアの「ソーダストリーム」ではなく「ドリンクメイト」にする。 デザインよりも機能とランニングコストを取った。 炭酸生活はじまる。 良いか悪いか分からないがともかくプラ削減に貢献することは確か。 ペットボトルはほとんど買わなくなった。
同僚がセパタクロー凄いよねなどという話をしているなかで「カポエラ的な」と言っているのを聞く。 その後、偶々無料キャンペーンになっていた「バトゥーキ」を読む。 カポエイラ、昔から気になってきた魅力的な所は、リズムを重要な要素とする格闘技であり、ダンスと武術の中間にある存在ということ。 加えて、大地と仲が良さそうな動きや揺らぐような動きが重要らしい、ということを知る。 それにカバディやセパタクローに匹敵するエスニックなバカバカしさがあるところも魅力的。 そしてどれも太極拳に通じるなと思う。
バトゥーキで惹かれた場面
少年「あんたらみたいな大人はやめた方がいい」
主人公「小6も中1も大して変わらないじゃない」
少年「ぜんぜんちがうって」
・・・・
少年「恥ずかしくて入ってこれないだけでしょ?だからあんたらには無理だって」
蝉丸がぐるぐると回って歩き、エサも食べなくなり、もう長くはなさそうなので会いに行く。 怒る元気も無いらしく10年振りくらいに撫でたり猫の枕になることができた。 宇都宮駅の東口はリーマンショックで止まっていた開発計画がようやく、こちらも10年ぶり以上で再開。巨大な建造物が立ち並び、残された数少ない谷間の民家の一つとなるのだろう。 しかし病院や複合施設がすぐそばに出来るのはありがたい話。 2022年2月22日の深夜に蝉丸が亡くなる。
メガネをなくす。 というよりも電車を降りる前に気付いたのだが、すでに別の客が自分が座っていたシートに座っていて、声をかけるのが躊躇われたのと、扉が閉まったら遅刻になりそうだったので、降りる判断をしてしまった。 たまには裸眼で過ごすのも良いかな、とポジティブに切り替える。 しかしあの眼鏡は「先生の眼鏡ヘンですね!」と言われたのでじゃあもう一本普通なのを買うか~と買ったものなので、思い出が無かった訳でもないのだ。
暗黒武闘伝セスタス読み始める。数年前に五巻分くらい読んだと思うが、まだ完結してないことに驚いて。連載時にはずいぶんB級の漫画が始まったなと思ったものだ。
ザファル先生の「繰り返し練習する時に深い意識を持って取り組めるのがセスタスの才能だ」という教えが、大人になってよく沁みる。
キング・クリムゾンがついにアップルミュージックに。 独自レーベルDGMで頑張っていたのに、ストリーミングの流れに抗うことができなかったのか、と思うと少し残念な気もするが、2021年のコロナ明けライブ「MusicIsOurFriend」がさっそく聴けた。楽曲に少しアレンジを加えるようになったのが意外。レヴィンとコリンズの音が弱いのはきっとミックスのせいだ!と思いたいが、流石に年かな・・。