白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜をみて、仕事観を改めて考えた
Netflixで配信中の『白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜』、ようやく観始めました。
韓国ってこういうリアリティ番組というか、コンペティション系?のコンテンツが豊富ですよね。
過去にもフィジカル100が面白くて夫と一緒に観ていました。
出演している人たちも自分のしていることに自信がある人が多くて、観ていて面白いです。
さて、本題の『白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜』は、数々のテレビ番組や料理対決に出場・優勝経験等を持つ白のスプーンと呼ばれる20名のシェフと、腕に自信のある気鋭の黒のスプーンと呼ばれるシェフ達が、白のスプーンの座を狙って料理対決をするという内容です。
まだ観始めたばかりなのですが、思っていた以上にハマりそうです。
料理がどれも美味しそうであることはもちろんのこと、審査員の評価の仕方や味の表現の仕方が個人的にツボのようです。
特に、序盤に審査員の1人である韓国唯一の三つ星シェフ、アン・ソンジェ氏が、評価の基準として
全員の料理が美味しいことは前提として、「何を表現したのか」を問いました
と言っていて「おー!なるほど」と膝を打ちました。
「おいしー!」を超えて、感動するレベルの料理って、たしかに「美味しい」以上に心に残るものがあるなと。
もちろんお店の雰囲気やサービス、誰とどんな時に行ったかというのも含まれる要素だと思いますが、それに加えて、シェフが表現したいものがあり、わたしがそれを感じ取れたからこそ感動につながるのではないかと思いました。
(鈍感でそういうのを感じ取るのが苦手なのでフレンチは敬遠気味ですが)
また、これは料理だけじゃなくてあらゆるプロの仕事にも通ずるものだなとも感じました。
お客さんにどんなサービス・価値を提供したいのか
それをお客さんに受け取ってもらうには、どんな工夫が必要なのか
これを突き詰めていけると、きっと仕事って楽しくなりますよね。
というか、これを突き詰めたいと思えるのが、自分にとっての天職と呼ばれる職業なのかもしれませんね。
産後にまた考えがガラッと変わるかもしれませんが、出産前に今一度自分がやりたいことを棚卸ししておこうと思いました。