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アイルランドからのロンドン家探しレポ

念願のロンドン初上陸は家探しの旅


アイルランドにてワーキングホリデーをしていたのですが、
念願のYMSビザをゲットしたため、ロンドンへ引っ越すことになりました。

日本からアイルランドに来た際は
1ヶ月ほどのホームステイをエージェント経由で手配していただいており
その間に次のシェアハウスを探しました。

しかしロンドンはダブリンで一時間半ほど。航空券もお手頃。
そしてなによりまた高い費用を払ってのホームステイは気が進まないので
今回はロンドンに引っ越す前に家を見つけたい!

とはいえ、こんなに近いのに今まで一度も訪れたことはなかったため
憧れのイギリスへまさかの内見のために初上陸することになりました。(笑)

アイルランドワーホリからYMS(イギリスワーホリ)に切り替えの方はもちろん、
ロンドンにて家探しをする予定の方の参考になれば嬉しいです。

内見の旅のスケジュール

今回のメインは内見。
私はどうしてもこの四日間の滞在で家を決めたかったので
観光は渡航してからいくらでもいけるので後回し!内見最優先!
の精神で予定を組みました。

💠1日目:内見①(MixB)

お昼ごろの便でロンドン到着
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ホテルチェックイン in Kensington
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ホテル周辺カフェで軽食
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夜に内見①in Ealing

💠2日目:内見②、③(SpareRoom)

午前中に内見② in Wimbledon
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その後近所散策→カフェで休憩&お昼ご飯
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一度ホテルに戻ってSpareRoomにてメッセージを送りまくる
(検索条件を変えたり、一つ一つの部屋の条件や周辺の治安をチェックしたり、アポの日程のやり取りしたりしているとあっという間に時間が経つ、、、!)
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夜に内見③に行くはずが色々あって辞退
(詳細は後ほど!)
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スーパーで夜ご飯調達

💠3日目:内見④(X ※旧Twitter)

朝から内見④
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とても素敵なお家で、お話ししている間にあれよあれよと話が進んで
無事ここに決定!
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この後も内見⑤⑥が控えていたのですが
元々あまり気の進まない物件だったため
意気揚々と辞退連絡し、周辺の散策も兼ねて近くのスタバへ
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思わぬ自由時間ができたため
ホテルに戻って一度休憩した後
ロンドン自然史博物館 National History Museumへ

💠4日目:最終日

この日も朝から帰りの飛行機ぎりぎりまで内見のアポがありました。
海外での家探しは鍵をもらうまで決して気を抜いてはいけないので
念の為行くかかなり迷いました。が、
大家さん・シェアメイト・部屋・家賃等どれも素敵で
家賃支払いのための銀行口座ももらい、Reference提出まで済ませていたのでさすがに大丈夫だろう、、、頼む、、、ということで全て辞退。
(色々言っていますがなにより「もう疲れた、これ以上行きたくない、、、」というのが本音でした笑)
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V&A博物館 Victoria and Albert Museum へ
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YMS申請の際に指定していた郵便局 Paddington Quay Post Office にて
BRPカード受け取り
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Baker streetに移動して大好きなシャーロックホームズ聖地巡り
(シャーロックホームズ像、シャーロックホームズミュージアム、
地下鉄のベイカーストリート)
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内見の合間にどうにかして行こうと思っていた焼肉ライクにて遅めの昼食
(久しぶりの日本式の焼肉、最高でした、、♡)
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ホテルに戻って荷物をピックアップして空港へ
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夜11時ごろダブリン着

内見の詳細

内見① in Ealing

家賃:£600  / month(光熱費込み)
シングルルーム
日本人ルームメイトとイギリス人女性(大家さん)と同居
トイレ・バス共用

ロンドンへ行く前にMixBにてアポを取っていました。
MixBとは、イギリス在住の方も多く利用している、
海外に住む日本人向けの掲示板です。

家を探している日本人へ向けて、入居者を探しているイギリス在住の日本人が物件情報を載せているのですが、
実は詐欺物件や要注意物件をよく聞くのもこのサイトです。
アイルランドに住んでおり、イギリスでの家探しなんて考えてもいなかった頃から何度か良くない話を耳にしていたので使うか迷いましたが
使えるものは使おう精神で利用しました。

結論から言うと、わたしが行った物件はとても素敵でした!

Ealingは日本企業が多く日本人駐在員も多く住むエリアで治安面もクリア
大家さんも物腰柔らかな素敵な方で、お家も清潔でした。
家賃もロンドンにしてはかなりお手頃。
実は電車を間違えて30分ほどの遅刻が確定してしまったのですが、
忙しい間を縫って時間を取ってくださいました。(反省、、、)

ただこれだけの好条件のため人気が凄まじいらしく、
計10人以上の日本人が内見に来ていたそう。
後日結果をメールにて報告するとのことでその日は終わりました。

内見② in Wimbledon

家賃:£590 / month(光熱費別)
シングルルーム
フラットメイト5人 大家さん別居
トイレ・バス共用

まずWimbledonがすごく綺麗な地域でした。
自然が豊かで治安も良い高級住宅地なだけあり、
歩いている人々も街もどこか綺麗でちゃんとしているような印象でした。

私は家探しアプリSpareRoomをメインに物件を探していたのですが、
9月という新生活が始まる競争率が高い時期に被ってしまっていたため
どの物件も家賃£800が平均でした。

そんな中、Wimbledonにはこの物件のような価格の募集がいくつかあったので不思議でしたが、
どうやら高級住宅地なだけあり部屋数が多い大きな家が多い
即ちシェアする人数が多いため家賃がお手頃価格だったのだと思います。

大家さんと家の前で合流して、部屋の案内をされた後、
歩いて5分のところにもう少し高くて大きな部屋の物件も空いてるけど見たい?と聞かれたのでそちらも併せて見に行きました。

大家さんもとても気さくなブリティッシュの男性で
部屋も綺麗だったので好感触でした。

が!

なんと話の行き違いで私が既にロンドンで職を得ていると思っていたそうで。
契約上の関係で仕事がある人限定なんだと悲しそうに告げられました。

ダブリンの職場からのリファレンスなら提出できるんだけど、、、
と聞いてみましたが、
やはりロンドンで仕事を得ているかが大事だそうで。

勘違いしていたことをめちゃくちゃ謝ってくれて、その後も駅まで一緒に歩いてお話ししてくれたとても良い大家さんだっただけに残念でしたが、
大人数でのシェアに少し抵抗があったのも本音なので、
しょうがないと割り切ってこの内見は終わりました。

大家さんからは
「先に仕事を見つけてから家探しの方がスムーズに行くかもしれないいよ、
部屋は空いてるからもし仕事見つけたら連絡してね!」と言われ、

よく考えたら英語が第二言語で無職の見ず知らずの外国人に家を貸すなんて
日本じゃあり得ないよな、、、逆によくダブリンで家見つかったな、、、と
この先が不安になりつつも
冷静に帰りのバスで考えていました(笑)

内見に行ってまさかの事態が起こるのも海外家探しあるあるの一つ。
ということでここはだめでした!次!

内見③ in Ealing

家賃:£800/ month(光熱費別)
シングルルーム
36後半-40歳のフラットメイト2人と猫と同居
部屋に専用のトイレ・バス付

内見の日程まで決めたものの住所を聞いてから返信がこなかったため、
てっきり他の入居者が決まってしまったのかと半ば諦めていました。
結局一時間前ほどに住所が送られてきたのですが
その時点で既に約束の時間には間に合わないことが確定していました。

少し家賃は高めだけど、9月という時期と立地、
専用のトイレ・シャワー付きを考えるとかなり好条件なのですが
フラットメイトの紹介文に
「30−40代の社会人、いつも仕事終わりにワイン片手にお話ししてます」と。
私は日常的にあまりお酒を飲まないし年齢差がかなりあるので馴染めないかもしれないと最初から引っかかっていたこと、
そして何より一度ホテルに戻ってもう今日は外に出ないモードに切り替わってしまっていたので行く気になれず、断りの返信をしました。

この時点で残り2日で家が見つかる保証はなかったため
行った方が良いのはわかっていたのですが(笑)

内見④

家賃:£650 / month(光熱費込み)
シングルルーム
日本人ルームメイトとイギリス人女性(大家さん)と同居
トイレ・バス共用
大家さんの猫あり

結論、ここに決定しました!

先述の通り、家探しにあたり主に使用したアプリはSpareRoomです。
そしてMixBも一応チェックしていました。

しかしこの家はなんとX(旧Twitter)経由で見つかったのでした。
※いまだに慣れないので以下Twitterと呼びます。

ワーキングホリデーを決めた時期に情報収集のため
専用のアカウントを作っており、
アイルランドやイギリスに住む日本人の方をフォローしていました。

そんな時、今住んでいる家の部屋が空いているので大家さんが入居者を探しているとの投稿を発見!
既に投稿されて5日ほど過ぎていたので、
応募者が殺到しているだろうな、、、と思いつつも
藁にもすがる思いでメッセージを送ったところ、
幸運にも内見の機会をいただいていたのでした。

フラットメイトの方も大谷さんもこれまた素敵な人で、
簡単なルームツアーの後紅茶とクッキーを出してお話ししてくれました。

そして話しているうちにあれよあれよと
銀行口座を送るから連絡先教えて!と言われ
入居が決まっていました。
その日のうちにダブリンの家の大家さんからのリファレンスも送り、
無事にロンドンでのお家を見つけることができたのでした。

正直、これはかなりのレアケースだと思います。
私もまさかTwitter経由で見つけることになるとは思いもしていなかったので、何事もやっておくもんだなあと感じました。

家探しだけでなく、実際に海外生活している方とつながったり
リアルなお役立ち情報を知ったりことができるので
Twitterやインスタを日頃からチェックしておくと良いかもしれません^ ^

後日談として、やはり投稿者様には入居希望者が殺到していたようなのですが、筆者が一番礼儀正しいメッセージだったので返信したと教えてくれました。
家探しをする上で一番気をつけていたことだったので
実を結ぶきっかけとなって嬉しかったです。
あの時ダメ元でメッセージを送ってみて本当によかった、、、


3泊4日のロンドン家探しの旅、完


今回のロンドンでの家探しは
計4日間(アプリを見出し始めてから約10日間)、
内見10件のアポのうち実際に行ったのは3件という結果になりました。
(辞退、他の入居者が決まったことによるドタキャンのため)

当初はダブリンから内見のアポをとって、
日程が決まり次第飛行機を予約して日帰りもしくは一泊して
家探しをするかかなり迷っていました。

夏は通常よりも全てが高いので、
飛行機とホテルをとっておいて一件も内見に行けなかったら
かなりお金を無駄にしてしまうと怖かったのですが、
思い切って短期集中決戦にして正解だったと思います。

急に「明日の夕方どう?」と言われたり、
せっかくアポをとりつけても「今入居者が決まったからごめんね〜」
なんてこともよくある早い者勝ちの世界です。

お仕事中や学校があると難しいかもしれませんが、
家探しの期間中は全てを後回しにして内見を優先すると
比較的見つけやすいかもしれません^ ^!

長くなりましたが、こんなパターンもあるんだな程度に
参考にして頂けたら嬉しいです。

みなさんの素敵なお家が見つかりますように!












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