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英文法の威力

英文の骨格

英文法を学ぶと英文の構造がよくわかります。試しに以下の例文を分析してみましょう。例文は VOA Learning のものです。

A growing number of social media companies are currently developing ways for their users to communicate through voice.

修飾語を削ぎ落して文の骨格を浮かび上がらせると以下のようになります。
Companies develop ways. (会社は方法を開発する。)

companies が主語 (S),develop が述語 (V),ways が目的語 (O)の第3文型です。だいぶシンプルになりましたね。

修飾語

ここから段々と修飾語を足していって原文に戻していきましょう。

まずは主語から
1) companies: 会社
2) social media companies: ソーシャルメディア会社
3) a number of social media companies: 多くのソーシャルメディア会社
4) a growing number of social media companies: ますます多くのソーシャルメディア会社

次は述語
1) develop: 開発する
2) are developing: 開発している
3) are currently developing: 現在開発している

目的語
1) ways: 方法
2) ways to communicate: コミュニケーションをとる方法
3) ways to communicate through voice: 声によってコミュニケーションをとる方法
4) ways for their users to communicate through voice: ユーザーが声によってコミュニケーションをとる方法

合わせると,
A growing number of social media companies are currently developing ways for their users to communicate through voice.
(現在,ますます多くのソーシャルメディア会社がユーザーが声によってコミュニケーションをとる方法を開発している。)

英文法を学ぶと英語の構造がすっきりわかります。
このような分析に必要な英文法の要は品詞・要素・文型です。

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