先回りをする(2018年1月29日)

※この記事はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で
2018年1月29日に投稿された記事です。


【先回りをする】

通貨と個人を紐付けて、基本的には“その人が使わないと、あまり意味がない通貨”にすることで、不正アクセスによる「レター泥棒」を防いでいる。

レターを換金しようと思ったら、

①クラウドファンディングのリターンで出す
②レター払いの店で使う
③個人間で売る

大体、そのいずれかで、いずれにせよ受け渡しの時に個人が出てしまう。

個人を隠すには新たにFacebookアカウントを作らなきゃいけないし、
レターを受け渡す度にレター(切手代)を払わなきゃいけないし、
まとめて1000万円分(200万文字)とかを贈れないので、高額のレターを売るには膨大な時間とレター(切手代)がかかる。

もう、普通に働いて稼いだ方が絶対に早い。

まぁ、言ってしまえば、販売コストが高すぎるので、盗んでも割に合わないから、盗まないという鼻糞セキュリティシステム。

泥棒さんより先回りをして、レターポットは不正アクセスを防いでいるのだけれど、
そんな感じで、サーバーが落ちた時の為のケア(先回り)もしておきたい。

昨夜、サーバーが落ちたんだけれど、面白そうだったので、「エンジニアが起き次第、運転を再開します」イラストを募集してみた。

すると、「飴ほあた」さんというイラストレーターさんが、こんなイラストを描いてくださった。(※下記添付)

復旧後、すぐさま、飴さんに御礼レターを贈る。
(飴さんのレターポット↓)
https://letterpot.otogimachi.jp/users/36785

その後、飴さんのもとにはたくさんのレターが届いて、飴さんはイラストレーターとして多くの人に見つかる結果となった。

こんな感じで、サーバーが落ちることによって、誰か(個人)が幸せになると、サーバーが落ちたことがマイナス要素にならないし、悪戯にサーバーを落とす人も現れない。

サーバーが落ちた時の為のお祭りを用意しておきたいと思いました。

ちなみに、開発チームのグループラインに「『エンジニアが起きるまで、お待ちください』とか『デザイナーがやる気なるまで、今のデザインのままで御利用ください』とかを公式コメントで言える雰囲気最高ですよね」と投げたところ、デザイナーのハヤシコウ(https://letterpot.otogimachi.jp/users/3)さんから、

「イラストを募集しているの知ってたけど…でも、今朝、寒かったから…」

と返ってきた。

最高かよww


1年前はレターポットに関する記事が多いんですけど、今回の記事で私が「いいなぁ」と思ったのははココ ↓ です!

こんな感じで、サーバーが落ちることによって、誰か(個人)が幸せになると、サーバーが落ちたことがマイナス要素にならないし、悪戯にサーバーを落とす人も現れない。

サーバーが落ちた時の為のお祭りを用意しておきたいと思いました。

そんなとこまで先回りしちゃいます?

でも確かに
仕事でミスをしたときにでさえ、こんなふうに「マイナス要素にならないお祭り」を用意してくれる環境だったら、ミスを恐れずにガンガンチャレンジできそうですね!

自分もそんな環境を創れる人でありたいと思いました。


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