オンラインサロンっぽい投稿(2018年4月4日 投稿記事)
※この記事はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で
2018年4月4日に投稿された記事です。
【オンラインサロンっぽい投稿をしてみる】
先日、ここで「あなたが考える新しいサービス」を募集したところ、上がってきたのは、『すでにあるサービス』か『すでにあったけれど、上手くいかずに終わったサービス』のどちらかだった。
新しいサービスなんて、出てこなかったのだ。
これは、「有能・無能」の話ではなくて、そういうものだと思う。
「自分が世界で一番最初に思いつく」なんて、ありえない。
大切なのは、「自分が出したアイデアが新しいハズがない」と疑うことと、よく調べた上で、それで本当に他に無いのならば、「無い理由は何だろう?」と疑うことだ。
絵本の超分業制がなかった理由は『小さすぎる絵本市場』と『大きすぎる制作費』の問題があったので、そこから解いていった。
一番、マズいパターンは「思いついた!よし、やろう!」と動き出してしまうこと。
素人さんにイベントの主催を渡した時に、出演者もお客さんも損をする(主催者だけが斬新だと思い込んでいる)演出をブチ込んでくる原因のほとんどが、これだ。
とにかく疑った方がいい。
後で知るのは、お金と時間と信用の大きな大きなロスが伴う。
今朝、「体重計に載ると、その結果(その日の体重)が自動的にツイッターで呟かれてしまう体重計があると、ダイエットの成功者は続出するだろうなぁ。そんな体重計を作るのは面白そうだなぁ」と思って、検索してみたら、一瞬で存在した。
僕の頭も やはり平凡だ。
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