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生み出したモノが私から離れる時、それは誰のモノになるのか

2024年7月のある日
私に1つの依頼をくれた友達。
その名はみーやん。

「オリジナル曲の絵を描いてくれない?」

この一言から大きな大きな
新しい挑戦がはじまった。


私がみーやんの歌声をはじめて聞いたのは2023年の秋頃。イベント出演の前段階としてリハーサル風景をオンライン上で見せてもらったことがあった。

あの衝撃は忘れられない。

「歌が上手」という簡単な言葉では
表すことができないぐらい
そこにはみーやんの世界が広がっていて
ずっと記憶に残っていた。

それから1年経ち、
私に依頼ですって?
しかも曲のタイトル文字??
私に?
嬉しいーーーーーー!!


こういう時にマイナスなことは浮かばない。
ただただ嬉しい。
嬉しいから描きたいし
描きたい欲がある時は
絶対良いものが描けると素直に思える。


愛を語る時間

こう書いてしまうと恋人同士が愛を語るような雰囲気だけど、そうではなく”愛”そのものを語る時間。

みーやんの想う愛はどんなものなのか。
私の愛はどんなものなのか。

愛している人になぜ愛していると伝えたいのか。
人の愛を見て何を想うのか。

そんな話を2人でしている中で、みーやんが愛される理由も見える。

ああこの人は愛の中で生きている人なんだな
だから私は惹かれるしみんなも惹かれるし
生みだすものがキラキラ輝いて心に残る。

うん、
あの時間は間違いなく愛が詰まっていました。


スグに描けると思った通り
本当にスグに描けた。

歌詞の中にあるバンジョーの糸をイメージして
線と線が絡まって重なって
私の中でも意図しない不思議な模様の
momotangle1枚画が出来上がりました。


私だけのモノではない

今までもたくさんの絵を描いてきました。

その絵を欲しいと言ってもらえたり
飾ったりTシャツにしたり
アクセサリーにしたり、
たくさんのアイデアをもらって展開してきました。

アイデアをもらうたびに、
なるほどーとは思うけど
どこか自分の中で想像の範囲内というか
ふむふむ、と思える展開でした。

それが今回はちょっと違う。

まずどうやってお披露目されるか分からぬまま当日を迎えて、大きな会場の大型スクリーンに映し出されたmomotangle。

そのタイトルバックをきっかけにスタートしたミュージックショー。

そこにはみーやんの作りたい世界が広がっていて、しかもそれを支えるたくさんの仲間がいる。
みんなが一緒に作り上げているショー。

またしてもあの1年前の衝撃を思い出しました。

それでも更に少し違うのは、今回は生でステージを見てそこに関わらせてもらったからこそ生まれた気持ちがあります。

私が描いたけど
もう、私のモノではありません。

みーやんのモノであり
ショーを作る人のモノであり
見た人のモノであり
これから見る誰かのモノになるのかも。

とっても素敵な経験が出来ました。
語彙力が無さ過ぎて素敵な経験としか言えないことがもどかしいけど、今の私にはそれしか言えない。

私は本当に人に恵まれている!
間違いない!
この感覚は忘れたくないな~。

▶︎みーやん🌱(from 平和園)
https://lit.link/miyang

▶︎制作風景動画を公開中です

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momo
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