鳥のフン記念日 20230923
"今日は人生で初めて鳥うんち"をくらったから九月二十三日はバードミサイル記念日
昨日のお昼から夜遅くまで、5時間近くかけ3県を跨ぎながら車で移動をしていた。
というのも、友人の結婚式と父方の祖父母の家へ行くという2つ目的があったからだ。
お昼ごろに家を出て、まず隣の県へ友人の結婚式へ参列するために車を2時間ほど走らせた。
何度も配信で言っているので知っている人は知っていると思うが僕は本当に人間関係がない。
今回が人生で初めての結婚式への参加だったと言えば、まぁなんとなくわかってくださいよ。
今回の結婚式に誘ってくれた友人の子は高校からの付き合いでいまだに連絡をとることが続いている唯一の相手である。
あ、ちなみに女の子ね。
時代の移り変わりで挙式をすること自体少なくなってきているとは聞くが、まさかあの子が結婚式を上げるとは思ってもいなかった。
今回の式は関係の近い親族のみで執り行うつもりだったらしいが、僕を含み3人の友人を無理して誘ってくれたらしい。嬉しいよねー。
そんなこんなで人生初の結婚式に参加した訳だが、なんだか非現実というか、不思議というか、一生に一度の大切な日という言葉がぴったりだったと思える時間だったと心から思ったりしたりした。
そんなこんなで結婚式が終わり新郎新婦の2人に別れを告げ、式場を後にして次の目的地である祖父母の家へ向かう、前にーーー
通り道にある温泉に寄るとことにしていた。
最新ハマっていることとか好きなことと聞かれたら「温泉んぅ…ですかねぇ…」と答える程度の位の感じのやつで最近は色々な温泉へ行くことが増えた。
前は温泉、銭湯と言えばジジババばかりだったが、昨今はサウナブームもあり数年前より若い利用者が増えている印象が本当に強い。
だが!!ワイは!!!サウナじゃなくて!!!!温泉が!!!好きで!!行ってます!!!!
と流行に流されてる訳ではないアピをしながら温泉を楽しんだ話でした。
んで、なんだかんだ3時間ほど車を走らせ父方の祖父母家へ。
最近長距離の運転をすることは少なかったので久々のドライブで良い気分転換になった。
改めて、何故祖父母の家へ向かったのかというと、今月末で祖父母の家が売りに出されることが決まってしまったからである。
祖父母はすでに亡くなっていて家の管理は息子夫婦がしてくれていたのだが、何年間も管理を続けるのも中々難しいとの話になり売却するに至ったそうだ。
そんな訳で、売却に出される前に最後にもう一度じいちゃんばあちゃんの家に行っておきたかったのだ。
僕はじいちゃんとばあちゃんが大好きだった。
2人の家は海の本当に目の前にあって子供の頃はよく海で遊んでいたことから2人のことを"海じいちゃん"と"海ばあちゃん"と呼んでいた。
小学生の頃は夏休みになると姉と2人でほぼ1ヶ月の間2人の家に泊まって海で遊んだり、親戚の子の遊んだりしてじいちゃんもばあちゃんも「ずっといてもいいよ」なんて言われたりしていたので僕の人生で最と言ってもいいほどとても思い出深い場所なのだ。
中学生に入ると2人の家に行くことが難しくなり、次に2人が元気うちに会いに行けたのは19歳のになってからの1度だけだった。
じいちゃんは普段強面で感情を出さない人だったがお酒が好きで、酒を飲むととても愉快な性格になったのを覚えている。
最後に会いに行ったのが19歳だったので一緒にお酒が飲めなかったのが今でも名残惜しい。
ばあちゃんはとにかく優しくていつも笑っていて美味しいご飯を作ってくれていた。
そういえば基本、動物が苦手だって言ってたけどラッコは可愛いって言ってティッシュボックスをラッコのぬいぐるみにしてた。
2人の仲はとても良くて、聞いた話だと結婚して60年近くの間で1度も喧嘩をしたことがなかったと聞いて、本当に祖父母の孫で良かったと思っている。
ある時、車に乗ることが好きでバスの運転の仕事をずっとしていたようなじいちゃんがだったが、目が悪くなってしまい医者の助言から安全を考え免許の返納をした。
その頃から、じいちゃんの体調は悪くなりだし、次に僕が会いに行った時には入院してしまっていた。
好きなことが無くなると人間はどんどんダメになっていくと聞くが、この時その言葉に現実味を感じたのを鮮明に覚えている。
しばらくしてじいちゃんが亡くなり、続くようにばあちゃんもどんどん体調が悪くなってしまっていった。
ばあちゃんにとってじいちゃんは生きる目的で、本当に大切な存在でだったんだね。
そんでしばらくしてばあちゃんも亡くなり、今回の目的地になっていた家が空き家になっりそのまま数年その状態であったのである。
と、住んでいた2人のお話でした。
2人とも大好きだったなぁ。
そんで、海じいちゃんばあちゃんの家に着いたのは夜の10時過ぎになってしまっていた。
事前に管理をしてくれている親戚に連絡をして夜遅くに到着して泊まるということは伝え、ちょいと隠してもらっていた家の鍵を探し室内へと入った。
2人の家の匂いがする。
靴を脱いでリビングへ向かうと部屋のものがほとんどなくなってしまっていたが、幼い記憶のまま変わらないものも沢山あった。
2人の仏壇に線香をあげ、挨拶をし「化けて出てきても良いんだよ」とか冗談を言いながらロウソクの火を消し、子供の頃を思い出しながら家の中を歩き回ることにした。
↓ここからは海ばーちゃんじーちゃん家思い出スナップ集
正直、家の中を見て回るまでなんとも言えない悲しさのような知らない人に思い出の場所を奪われるような悔しさのような気持ちがあったのだが、改めて現地に来てみると不思議と吹っ切れたというか、踏ん切りがつけられてモヤモヤしていた気持ちが晴れた。
少しゆっくりしてから、ご飯を食べ、布団を出し、2人の仏壇の近くでいつもより早い就寝時間に眠りについた。
残念なことに2人は化けて出てくれなかったが気持ちいつもより良く眠れた気がした。
そして今日、朝起きた時の空は生憎の雨模様だったが朝の支度をして、2人のお墓参りをするため家を後にした。
ばいばい、またねー
お墓に着くと何故か、やけに人が多い。
そういえば昨晩、晩御飯を買うために寄ったスーパーでお彼岸の用の花が売っていたのをふと思い出しちょうど良い時期にお墓参りに来られて良かったな、と到着と同時に降り止んだ雨と共にほんの少し良い気持ちでお墓参りをすることができた。
そこで事件が起きたのだ。
車に乗る直前、左肩から『ピチョ』という小さな音が。
さっきまで雨が降っていたこともあり、雨がまた降り出したのか、または電柱から水滴が落ちてきたのかな、と思ったが肩に水が染み込む感覚はないし真上に電線もない。
というかなぜかほんの少しの重量を感じる。
なんだ、この感じたことのない感覚は。
ナメクジでも落ちてきたのか?いや空からナメクジが落ちてくる訳ない、など1秒に満たない間に様々な思考をした末、違和感の元凶となっている左肩に目線を向けるとそこには、
_人人人人人人人人人人_
> バードミサイル <
> (とりのふん) <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
だーーーーー!!!!!!!!!!!
これは
これは…
運が!!!!!良い!!!!!!
うんこだけに!!!!!!!!!!!
狙ってもいないのに体に鳥のフンが落ちるなんて、人生で初めてで、すごいぞ!!!!!
前に聞いたことがあったので調べてみると自然にした鳥のフンが当たる確率は423万分の1と言われているらしい。
すごい!!!!!!!!!
とめちゃくちゃテンションが上がりました。
と、思いのまま長々と文章を書き連ねてきましたが、なんだか柄にもなく想いにふけってしまったのでこの感覚を残しておこうとこうして日記にした次第です。
この2日間、自分の置かれてきた環境と今の自分を俯瞰して考える良い機会になったなーとそんな風に思ったりしました。
みなさんも季節の変わり目ですが、体調と鳥のうんこに気をつけてお過ごしてくださいませでございます。
う゛ん゛ご゛ぶ゛り゛!゛!゛!゛
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