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仕事のやり方について『やってみてから考える』

ジェラートショップ以外にも仕事があります。仕事のやり方について考えていることや実践していることです。


なぜ『やってみてから考える』なのか?

 大きな投資でなければ、パソコンの前や会議室で考えるより、やってみたほうが速い。その上、精度も上がります。準備が追いつかず、取引先に迷惑をかけることもありますが。あらゆる想定をしても、迷惑をかけることもあります。

だったら、
まずやってみてから、考えたほうが早いし、いいものが作れます

僕の経験

テレビCM

前職の話です。
テレビ局から営業がありました。
テレビCMのお話でした。
お金がかかりそうですよね。でも聞いてみると意外に、
地方局で数回の放映だったら費用がかからないことがわかり。
思い切って、テレビCMを出すことに決めました。

途中、
・メーカーからの協賛をお願いしたり、
・二重広告に気をつけたり
・社員からの提案で、芸能人が有名番組で撮影に来ていたから、その枠に入れたら、和歌山県民がみんな見るから効果が高いとか。
放映までの数週間は考えることが多かったですが。
その後の反響も多々ありました。

広告宣伝の投資回収ができたのかわかりませんでしたが。
社員や取引先には好印象だったと感じています。
一度やってしまったら、大したことなくその後も4回ほど実施しました。
人生の中で、テレビCMを作る経験なんてなかなかないですし、新聞の営業があったりして、一面広告を出してみたりもしました。

新商品

 工場にいた時でした。日本で発売されていない、原料の紹介がありました。当時は、農業用のプラスチックフィルムの工場にいたのですが、この原料を使ったら、高機能・低価格が実現することがわかっており試作成形をすることにしました。

 製造現場からは、技術的に難しそうで不安があると強く反発もありましたが。とりあえず、やってみたところ問題なく成形ができ、一年ほどで業界初の商品発売に進めました。
実行する前に、技術的な面はたった一度のテストで問題がないことがわかりその後はトントンと進みました。

”まかない”を作る

 ジェラートショップの仕事です。

 ショップのまかないは、元々購入でしたが。新商品の試作を兼ねて、クルーのお昼ご飯やおやつを作ってみました。

 さらに、インスタのストーリーで”まかない”を、アップしています。
インスタをよくみている常連のゲストは、何かしらリアクションを起こすと思っており、出してみました。

美味しそうなどの反応があり、市場調査になりました。

クルーのまかないで作ったスペシャルジェラート
新商品のクレープの試作兼まかない

まかないは、
・クルーも楽しめる
・新メニューの市場調査
・新メニューのオペレーション確認
・インスタで出すことにより、ゲストの期待感
・タイミングよくきたゲストへのサービス
 →ちなみに、まかないをゲストに試食してもらうのは、すごく喜ばれます。     
  特別感が高いのだと思います。
など、やってみてから気づくことが多くありました。

僕の失敗

残念ながら、いくらでもあります。むしろ成功したことより多いです。
・難しい商品の受注を受けて、結局品質が伴わず返品。
・初めての工事をやってみて、納期が間に合わずクレーム
・アレンジしたジェラートを作って、一個も売れない
など、数をあげたらきりがありません。
死にそうになったことはありませんでしたが、サラリーマンとしての人生は何度か終わりかけました。

実践していてよかったこと

よかったこととして、
・物事が早く進む。
・やってみたら、気づくことが多いので結果として、いいものが提供できる。
・想定していなかったターゲットやニーズが出てくる
・競合との差別化ができる。
・失敗しても、速い段階でリカバリーがしやすい。
・失敗しても、学習成長につながる。
などがありますが。

やってみる人には、間違いなく
”良い情報や人が集まりやすい”。
これは、良い循環を生み出します。

でも初めてのことをやるのは、
不安です。
失敗したら恥ずかしいですし。
お客さんに怒られるのも嫌です。

実行のためのコツ

1.スモールステップを心がけること
2.バックアップを用意する
3.実行できた時のゲストの喜ばれ度を考えること

例えば
ジェラートショップで、新商品のクレープを提供するなら
1.暇な午前中だけスタートする
2.冷凍のクレープを用意しておく
3.きてくれたゲストが喜んでくれることを考える

こんな小さなことでも、
ゼロとイチの違いは、大きいです。

ぜひ悩んでできないことがあったらやってみてください。

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