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AIの発達によって医師は消えるが、看護師は残る?
以前ニュースでこのような話題が取り上げられていたので、今回はそれについて話していきたいと思います。
あくまでも個人的な意見も含まれるのでご了承ください。
AIによって医師の仕事はなくなる
現在AIの発達によって読影などの診断の分野では、人間よりも上回っていると言われています。
その証拠に専門医でも診断が難しいとされている「二次生白血病」をわずか10分で診断したというデータもあります。
今後は診断だけでなく、手術などの治療においても人間よりも優れた成果を残すとも言われています。
このようなことから今後
「医者」という職業が「AI」に奪われる
と言われています。
医療行為の解放
厚生労働省は医者の労働を軽減するために、医療行為の解放を進めています。
看護師が行える38種の特定行為
これもそのひとつです。
研修を受けて正しい知識と技術をもった看護師は、医師の指示があれば
・CVの抜去
・気管カニューレの交換
これらの国が定める38種の特定行為を行うことができます。
つまり医師の仕事がAIだけでなく看護師にも代替が進んでいます。
現在言われていることとして、AIの診断技術がさらに進歩すれば
AIが処方箋を出し、薬剤師が薬を処方
このようなことからも医者は消えてしまうと言われています。
看護師はどうなの?
医者に対して看護師はAIに奪われないと言われています。
もちろんAIの方が優れた成果を出す業務もありますが、看護師の仕事は人間だからこそできる業務が多いというのがポイントになります。
AIでも患者さんの状態観察はもちろんできますが、「精神的側面」「心」までは観察することはできません。
また「寄り添う看護」といったことも人間だからこそできます。
たしかにAIに奪われてしまう業務もありますが
医者に比べて看護師は未来も残る職業であると言われています。
確実にAIは進歩する
医療の進歩は確実に起こることが予想されます。
そのため私たち看護師は、人間にしかできない技術を身につけておく必要があります。
先程もいった寄り添う看護もそうですが、患者さんの内面に向き合うことは重要になります。
逆に言うとこうも言えます。
AIにはできないということは、それだけ難しい
ですが難しいからこそ患者さんも必要としています。
日々の業務から寄り添う看護、精神的側面の看護ということを意識しながら仕事をしていきたいと思います。
最後までご視聴ありがとうございました。