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病院を退職して訪問看護に転職した理由

本日は訪問看護に行くことを決意した理由について話していければと思います。

理由は下記になります。

・業務に追われる病院勤務が嫌になった
・病院の報酬システムに不満があった
・人生を変えたかった

詳しく説明していきます。


業務に追われる病院勤務が嫌になった

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私の勤めていた病棟は急性期の混合病棟で、残業が当たり前のめちゃくちゃ忙しい職場でした。

点滴や採血など患者さんにやるべき「業務」が1日の仕事のほとんどで、患者さんとゆっくり話したり、ケアを行ったりすることができないのが現状でした。

急性期なら仕方がないことかもしれませんが、今やっていることが「看護」なのかどうか疑問に思うことが多々ありました。

「忙しくてできない」

言い訳といえばそうなります。

これは考え方の違いもあると思いますが、落ち着いた環境で看護を行いたいという希望から1対1で行える訪問看護に魅力を感じていました。


病院の報酬システムに疑問があった

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病院で報酬が発生する仕組みは基本的には2種類あります。

・入院基本料
・検査や治療や処置

入院基本料とは、良く言われている患者対看護師の7:1、10:1に対して報酬が発生します。

検査や治療に関しては、Drが患者さんに対して行った業務に対して報酬が発生します。

これから分かる通り看護師が行う業務に対しては報酬は発生していません。

もちろん物品のコストなどは除きますが、病院の報酬が得られる仕組みのほとんどが「入院基本料」と「検査や治療」になります。

「この仕組みのどこに疑問に感じるの?」

これに関しても考え方の違いだと思いますが、私はDrが得られる報酬を分けてもらっているという感覚になりました。


対して訪問看護の報酬の仕組みは、1回の訪問で決まった報酬が支払われます。

つまり私たち看護師の業務に対してダイレクトに報酬が支払われます。自分の力で稼ぎたいという私の考えと合致したシステムでした。

※介護保険や医療保険によっても報酬の仕組みは変わってきます。

このようなことからも訪問看護で働きたいと思いました。


人生を変えたかった

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私は病院で働きながら

「このまま一生病院で働き続けていいのだろうか」
「ただ平凡に働くだけの人生でいいのだろうか」

このようなことを常に考えていました。

「なにかしたい」「人生なにか変えたい」そう思ったときに訪問看護という選択肢に気づきました。

看護師だけでも立ち上げることができる。これなら人生変えられる。

これが訪問看護の道に行く決めてとなりました。

そのため現在は訪問看護で雇用される形で働かせていただいており、今後は自分の訪問看護を立ち上げる予定です。


以上が病院を退職し訪問看護に転職した理由です。


訪問看護経営者と話してみて

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転職活動を行う際に訪問看護の面接などから、実際に経営者と話す機会が何度かありました。

そこで感じたのが

・報酬に対する疑問
・なにかを変えたかった

これらを感じたり考えたりして、訪問看護を立ち上げている方が多いという印象を受けました。

そのためどちらかというと女性より男性看護師さんが、訪問看護を始めるケースが多いのではないでしょうか。

少し話はそれてしまいましたが、今回はこの辺で終わりにしようと思います。


最後までご視聴ありがとうございました。

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