![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124368195/rectangle_large_type_2_4d9c24effdeaf7d10fc05f69f95d64c1.jpeg?width=1200)
理由はわからない、でも、ただ、書いておこう、と思ったので書く。
ふと頭をよぎったことに落ち込んで、急激に悲しくなって、ものすごく虚しくなって、少し、泣いた。
泣いたってどうにもなりはしないのに、涙というものはどうして勝手に出てくるんだろう。
涙は必要な機能だろうけれど、必要じゃないときに働かなくていい。
悲劇のヒロインぶるつもりはないし、かまってちゃんと思われたくもない。
なのに「泣いた」なんてどうして書いているんだろう。いかにも、っぽくなってしまうのに。
書かなきゃいい。別に。書かなくても、どうってことはない。書いてどうにかなることでもない。
泣いても書いても、喚いても怒っても嘆いても、どうにもならない。スッキリするわけでもない。何も変わらない。わかっている。
ただ吐き出したいだけなら、手書きの、公開しないノートに書けばいい。
どうしてnoteに書いて公開しているんだろう。
悲劇のヒロインぶりたくない。
かまってちゃんにもなりたくない。
でも本当はもう誰でもいいから「よく我慢してるね」とか「しんどいよな」とかなんとか、優しくしてくれよ、なんて思っているのかもしれない。
何も言わなくてもいいし何もしなくてもいいけど、ただ隣に座っている、ということだけしてほしい、なんて思っていたりもするかもしれない。
でも、たぶん、そういうことでもない。
自分のことながらめんどくさい。
きっと、あとから読み返して消したくなるだろうな。
それでもきっとこれこそ、今この瞬間にしか書けない文章だとも思っている。
だからといって、公開する意味はあるのかと自問しても、それはわからない。
悲劇のヒロインぶりたくない。
かまってちゃんにもなりたくない。
でもただ、「書いておこう」って思った。だから書いておく。それだけ。
読んでいただきありがとうございます。
2023.12.12 もげら