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燃え殻さんの本を読みました

はじめまして。もげと申します。

ブログというか、自分の考えたことを覚えていたくて、せっかくなら誰かに読んでもらって交流できたらいいなと、こういう形で文章を書きたいと思っていました。

今回、書くきっかけになったのは、燃え殻さんの『ボクたちはみんな大人になれなかった』という小説です。
内容については、まだまだこれから読むという方もいるだろうし、細かくは触れないつもりです。また後でじっくり読み返してから少しずつまた考えを深めていきたいと思ってます。というか、読んで私が思い出したり、感じたことって、小説の内容とはかけ離れてると思います。なんでかはわからないけど。

読むべき本って、そのタイミングで自分の意識の範囲の中に入ってきてくれるんだなって、本当に思いました。
この本を読むのに、私の薄っぺらい人生では到底追いつけなくて、でも何かがずしっと、自分を圧迫する、少し苦しい感覚がありました。ちゃんと思い出そうとすると時間がかかってしまうし、記憶には靄がかかっているけど、私の人生は薄いながらにちゃんと積み重なってきてくれてるんだなって。

自分の恥ずかしい部分を、心の底をさらけ出したことなんてきっとないです。
器用なふりをしていれば恥をかくことなんてないから、上手くやれてしまったから、逃げれてしまった。私にとっては、そういう自分が、今一番恥ずかしいかもしれません。

この本には何人かの、もう二度と会わないあの人が出てきます。主人公の元カノが筆頭で。
でもその人たちとの出会いで、主人公の中に何か生まれるものがあって、私にそんな人いたかなって考えて、虚しくなって、まだ若いしこれからか、ってなんとなく自分のことを励ましたりしました。

この本を読みながら、私が思い浮かべた人は、実はいま、好きかもしれない人でした。

毎日どんなこと考えてるのかな。
私には思いつかないこと、想像もできないこと、何か面白いことを、知ってそうな人。元々は顔が好みだったんですけど、出会ってもう四年目です。今更興味を持つなんて思ってなくて、でも知ることで、この先どうなるかもわからないから。

彼は赤色のマルボロを吸っていて、それをみたら、もうこの先しばらくはその人を思い出しちゃうんだろうなって、思うんですよね。
私は喘息だからタバコの煙がダメなんですけど。
あの赤と白のパッケージを見るとなんか、タバコ嫌いなのに、好印象というか。ふわっとするというか。

立派な恋だなって思います。久々の。

もう全然まとまりがなくて、ごめんなさい。

きっともっとたくさん恋をして、傷ついて、それでも誰かにまた癒されて、そんな経験をもっと積みながら、何度も読みたい本になりました。

二度読んだだけで、まだ汲み取れてない部分もたくさんあるから、またゆっくり読みたいと思います。

最後に燃え殻さんの本のリンクだけ貼っておきます。是非、おすすめです。
https://www.amazon.co.jp/ボクたちはみんな大人になれなかった-燃え殻/dp/4103510110


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