【雑記】この実 なんの実 気になる実～
「これ、なんの木の実だろう？」
近所を散歩していて何気なく見つけた木の実。細長い葉っぱが付いた木で、
枝の先にはぽっこりとした不思議な形の実がたくさん生ってる。
毎年夏から秋にかけて見かける木の実で、よく地面にたくさん落ちていることから、数年前からなんの木の実なのか気になっていました。
「よし、こんな時はネット検索だ！」
思い立ったら即行動。グーグル先生で調べてみることに。
「夏の終わり 実がなる木」
「夏 緑の実がなる木」
キーワードを入れてGoogleの画像検索で写真とよく似ている木の実を探します。
ニシキギ？
ハゼノキ？
ウルシ？
似てそうなんだけど、なんか違う。
このぽっこりとした不思議な形の木の実！！
これは一体なんの木の実？
ん？これかな？
葉っぱの形、木の実の形、よく似てる。
たぶんこれだ！！
「ムクロジの実」というらしい。
ムクロジは、秋になると飴色の実になり、中には大きくて黒い種をつける木の実です。
この黒い種は正月遊びの羽根突きに使う羽の黒い玉に使われたり、数珠の玉として使われたりして、昔から日本では馴染みのある木の実なんだそうです。
そうか。
あなた、ムクロジって言うのね！
秋になるとよく道端にこの実が大量に落ちていて、「なんていう木の実なんだろう？」とずっと気になっていました。
双子ちゃんな実も。
そうかそうか。
散歩道でよく見かけた木の実はムクロジの実っていうんだね。
ムクロジの実についてもっと知りたい。
そう思って更にネットで調べていると、
とある面白い記事を発見。
その記事によると・・・
このムクロジの実、なんと、
水の中で揉むと「泡立つ」らしいです。
ムクロジの実の皮や果実の部分に「サポニン」という粘り気のある洗浄成分が多く含まれていて、これを水に溶かしてよく混ぜると石鹸のようなモコモコとした泡が出来るらしいのです。
ムクロジの実は別名ソープナッツとも呼ばれていて、その昔、江戸時代ではムクロジの実を石鹸や洗剤として使っていました。
現代でもエコ素材の石鹸として注目され、ムクロジ石鹸という商品が出ているんだとか。
へぇ～！
この実 なんの実 気になる実～
不思議な形の木の実について調べてみたら
いろんなことが分かりました。
また週末に出掛ける予定があったら、地面に落ちたムクロジの実を拾って本当に泡立つのか試してみたいところ。
