岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
運動会をがんばったご褒美として
大モゲ(長男4歳)の行きたいところへ行くことにした。
宇宙、飛行機が大好きなので、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へ行くことに。
ちょうど1年前も行っており、2回目の訪問。
駐車場から、博物館への途中の広場には
退役した飛行機が数機展示されており、迫力ある機体を間近で見ることができる。
また、ちょっとしたアスレチック遊具もあり、この日はイベントもやっていたことから
多くのキッズたちが遊んでいた。
博物館は大人800円で、子供たちは無料。うれしい。
2018年にリニューアルされていて、館内入り口は白が基調でとてもきれい。
順路は、飛行機の歴史、各務原の歴史、飛行機の展示、宇宙の展示と続く。
プロジェクションマッピングを使用した展示なんかはずっと見ていられる。
ただ、説明が小難しく、それよりもインパクトのある機体や宇宙の展示を早く見たい大モゲ(長男4歳)は足早に流し見する。
格納庫みたいな広い展示場には戦闘機やヘリコプターなど様々な形の機体が展示されている。
「おおきいねー!!これブルーインパルス!!」と興奮気味の大モゲ(長男4歳)
「こーき!こーき!」ときっと飛行機と叫んでいる小モゲ(次男1歳)
僕ら夫婦は二人から目を離さないようについて回りながら
隙を見て説明文を読んでただ感心する。
2階に上がると宇宙の展示物がある。
スーパーカミオカンデ、宇宙ステーション、火星探査機などわくわくするものがいっぱい。
宇宙については図鑑で一通り学んできた大モゲ(長男4歳)にとっては
展示物は復習、理解を深めるものとなっているみたい。
「これ知ってるね!!宇宙ステーションの個室は狭いね!!」と
図鑑に載っていない発見もあって満足そう。
1階にはシアタールームもあり、20分程度の映像も見られる。
また、ジェット機のシュミレーターもあり、今回初めて体験することにした。
機体はブルーインパルスで、10分間に短いミッションを3回繰り返すという内容。
大モゲ(長男4歳)がコックピットに座り、小モゲ(次男1歳)と妻が後部座席。
僕はコックピットの横に陣取り、手取り足取り大モゲ(長男4歳)に教える。
説明を受けていて、操作方法はわかっていても、うまく機体を操ることが出来ずに
1度墜落した。
その後も飛ぶことは出来ても、チェックポイントを通過することが出来ずに
僕は悔しく思ったが。
操縦している本人は、操縦桿の感触、目の前のたくさんの計器、飛行機を思い通りに動かせているという達成感を味わっていた。
そうだな。シンプルでいいのだ。
楽しい、すごい、おもしろいという体験だけでいいんだな。
うまく飛ばすとかは二の次なんだ。
運動会でうまく演技できなかったらどうしよう
かけっこで途中でこけてしまったらどうしよう
と不安を口にしていた大モゲに対して
僕たち夫婦は「うまくいかなくても、そこにいるだけでいいんだよ」と
失敗してもそのままの自分でいいんだよと励ましていたのに
根本的なところで僕は理解できていなかったのかも。
子育ては実は親を立派な大人に導いてくれる教材なのかもしれない。
としみじみ感じました。