アメリカ留学終了!!
みなさん、お久しぶりです。もがです!
半年ほど前にアメリカから帰国し、バタバタと過ごしていたので、noteの更新が久々になってしまいました。
約8カ月の留学生活が終わりました!
1年も満たない期間での留学だったので、とても物理的にも心理的にも長いようで短い経験となりました。
今回の投稿で一旦留学についての投稿は区切りをつけたいと思います。
また、別の機会にカナダ旅行について書きたいと思います!(前の投稿でも旅行について書くと言ってまだ書いてません(+_+))
【留学生活で楽しかったこと】
・寒いの最高!
アメリカで生活してきてとても楽しかったことは、なんといっても寒くて乾燥した気候です!
私はどことは言いませんが(?)日本の南国に住んでいるため、年中温かい気候で育ってきていて、冷たい環境とは無縁でしたが、今回アメリカの北部に住んでみて、雪遊びをしたりなど、とても楽しい経験が出来ました。
もっと長く住んでいたいと思うほど、温かい気候より冷たい気候のほうが自分にあっていて快適でした。なんといっても、汗による皮膚病に悩まされず、カビも生えず、虫も寄ってこず、くさいにおい(ゴミなど)もほとんどない環境は至高!
・ダウニー最高!
小学生のときから、ダウニーのエイプリルフレッシュの香りが大好きで、自宅にもあるのですが、日本では、香りが強く、よく「香害」にテーマに入っていたりなど、かなり好き嫌いが分かれるものだったので、それを気にして、控えめにしか使うことができませんでした。
一方、アメリカではスタンダードな香りなので、気にせず思う存分使うことが出来て最高でした!他にも、乾燥した気候のせいなのか、あまりお風呂やシャワーに入る習慣がないのにも関わらず(ルームメイトは4-5日に1回シャワー)、くさい人は見かけませんでした。デオドラントやドライシャンプーはとても人気で、お店にいくと色々な香りがあって楽しかったです。
・ご飯最高!
私は、あまりお米が好きではなく、日本にいるときからパンやパスタばっかり食べていました。アメリカでは、パスタの種類が豊富だったり、ハンバーガーの肉が肉厚で最高でした!
私のお気に入りは、アメリカの超有名チェーン店「Five Guys」というハンバーガー屋さんです。バンズがクシャっとされていて、あまりきれいな見た目ではないのですが、それがうまい!!
韓国にもFive Guysがあるみたいなので、アメリカが難しい方は、ぜひ!韓国で食べてみてください!
アメリカのご飯の味付けは、味に奥行きがなく単調な味付けが多く、すぐに飽きてしまうことが多かったです。そして、アメリカンフードにあって日本食にはあるもの、そう「出汁」という概念です!出汁が恋しくてたまらなくなって、たまにアジアンスーパーで味噌汁を買ったり、韓国料理屋さんに行ったりしていました。いくら、アメリカンなご飯が好きだからといっても、ずっと食べるのは無理でした(;´д`)ゞ
【(個人的に)苦労したこと】
・人間関係
私が滞在したところは、程よい田舎で、都会のように忙しそうで余裕がないという雰囲気ではなかったので、とても良かったのですが、留学生が少なかったりして、多様性という点ではやや保守的な環境でした。(私は、アメリカの内情を知りたくて、意図的に留学生の少ない所に行きました。)
大学でも、地元の中学・高校を出た人が、同じ大学に入る傾向が強く、すでに友達が確立している場合も多かったです。
そのため、友達を作るのがすごく大変でした。私は人間観察が趣味(無意識にしている悪趣味←_←)で、「友達に友達になるためには、現地の雰囲気を知ろう」と思って、カフェテリアで一人でご飯を食べながら色々な人を見ていました。
そこで感じた超個人的な正直な感想として、「人種別に分かれて集団活動を行っている」印象でした。(差別的かもしれません、ごめんなさい)
もちろん、白人も黒人も仲良くグループになっておしゃべりをしている集団もたまに見かけますが、ほとんどが白人同士・黒人同士で固まっておしゃべりしている印象を受けました。
ここの地域の人にどのような背景があって、どんな教育を受けて、そのようなことが起きているのかわかりません(聞きたかったけど、ナイーブなことなので聞く勇気がありませんでした)が、多様性を尊重しているアメリカでも、実情はこんな感じなのかなと思いました。
このことは、私が人種という色眼鏡を使っているからそう感じているかもしれないと感じているため、反省すべき点で、人種ではなく、「人」として見るべきでした。
このようなことを留学中に考えていたので「自分はアジア人だから、、、、」という気持ちが強くなった気がします。
結局、ルームメイトや、日本に留学に来ていた現地学生以外、現地に住んでいる友達はあまりできませんでした。一方で、同じような境遇をもった他の国の留学生とは、とても仲良くなり今でも交流があります。
たくさん友達が作れなかったこと、現地でもっと自分がオープンになって色々な人に接してこなかったことは、とても後悔しています。
今でも内気な性格で、日本にいてもあまり人と交流するタイプではないのですが、それでも、留学の時に頑張っていたら、何か変わっていたのかなと思ってしまいます。
(余談)
アメリカには、アジア人の女性が好きな男性がいます。「アジア人」という人種が、身長や体型、外見などに加えられた一種の好みとしてあげられていて「イエローフィーバー」と呼ばれています。たまに、学校の中で一人でいるときにナンパをされたのですが、そういう人は大体、アジア人の女の子とイチャイチャしたいからという理由で、「アジア人」だけにナンパをする人で、キモいと思ってしまいました、、、
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・移動手段
アメリカでは、お店が立ち並んでいる間隔が遠いのと、防犯上の理由から気軽に歩いてどこかへ行くことが出来ません。
そのため、出かけるには公共交通機関を利用するか、Uberタクシーをする必要がありました。
車の免許は持っていたのですが、短い留学期間に車を借りる余裕がなかったため、上記の方法で出掛けていました。
バスは基本的にあまり安全ではないと言われいますが、おそらく治安が良いほうだったので、1人ではバスに乗らない、女性だけでバスに乗らないように注意しながら利用していたので、大きな問題は起こりませんでした。
たまに、大きな声で独り言を発している人など、やばそうな人はいましたが極力目を合わせないなど、関わりを持とうとしないようにしていました。
毎回の外出に結構な気合がいるので、すごく大変でした。
大人数で遊びに行くときや、バスの路線がないところに行く場合は、Uberタクシーを使うことになるのですが、値段がすごく高くて、このときは円安もあったので出費が大変でした。
【アメリカと日本は文化的差異が大きすぎる!でもそれがいいんだよ!】
アメリカと日本という関係性は、アメリカとヨーロッパという関係性と比べると、文化の特徴が大きく異なります。留学に行く前から思っていたことではあったのですが、実際に生活してみて、その文化の差異が大きいことを肌で実感しました。
食生活を始めた生活スタイル、言葉の使いかたなどが、日本は非常にユニークであることを感じました。
生活の中で感じた考え方の違い
特に、生活スタイルの相違は、日々の小さなストレスになりかねなく、ルームメイトと、お互いがどのようにしたら快適に過ごすことができるのかを模索する日々でした。
私は、人にあまりものを言えないタイプで、最初の頃は、ただ避けたり、遠回しに伝えたりしていましたが、日本のようにはうまくいかず、ルームメイトには直接はっきり言うことが必要でした。私はこのことに非常に苦労したことから、私は日本の「気を遣う」という文化がとても好きだなと思うようになりました。
現地の方と私たち日本人がもっている考え方の中で「一番違う!」と感じたのは、どのように物事を伝えるのかということです。
日本人は、一般的に何か改善してほしいことやしてほしいことがある場合、どのようにしたら相手が嫌な気持ちにならずに、その要請を受け入れてくれるかということを最初に考えてから、発言をします。一方で、アメリカの方は、最初に思っていることをそのまま発言してみて、相手が不快に思ったり、機嫌を損ねるようなことがあれば、謝って訂正してみたり、言葉をつけ足したりという考え方でした。
この根本にあるのは、発言が「相手本位」なのか「自分本位」なのかということが挙げられると思います。
日本は相手のことを考えて発言することが大切なので、自分の考えを検討し、相手に不快を感じさせる部分があれば、自分の意見であろうとも取り除くか、言い直しをして、最後に発言をするというスタイルです。アメリカでは、「自分本位」なので、まずは自分の意見が大切なので、とりあえず自分の意見をまっすぐに伝えて、そのあとで、相手の反応を見ながら、謝罪をいれたり言い直しをしたりしてコミュニケーションをとっていくスタイルです。
このことに気づく前は、「なんで後先考えずに物事を言うんだろう」と思っていましたが、これがアメリカ人のコミュニケーションのスタイルだということを自覚してからは、このような発言があっても気にせず、私の自分の意見を頑張って伝えるようにしました。そうすると、会話の中で私の意見を考慮してくれるようになり、最初は少し傷つくような内容だったとしても、最終的にはお互いが納得いくような良い結果になっていることが多くなりました。
一見、アメリカの考え方は、自分勝手に見えるかもしれないのですが、自分を大切にしているということであり、アメリカのそういう「自分優先でいいんだよ」「まずは自分を大切にしよう」という考え方は見習わなければならないと思いました。私は自分本位から自分を自由に表現できるアメリカ文化が大好きで、アメリカにいて心地よいと思った点でもあります。TPOなどは考慮しなければならないと思いますが、日本人は気遣いすぎ(でもそこが日本の魅力なのですが、、、)を緩めてもいいと思います!
どちらの国が悪いということはなく、それぞれの国の言語の特徴であって、留学だからこそ経験できたことで非常に良かったなと感じています。
【最後に】
留学中、色々なことがありましたが、良い経験で人生の糧になりました。現地で英語のコミュニケーションスキルをあげることは、授業やサークル、ルームメイトとの共同生活を通して目標達成したと感じています。また、Public Relationsについて多く学ぶことが出来ました。そして、アメリカと日本について考える機会に多く出会えたことで、冷静になってお互いの良さ・良くない点などを考察し、自分なりに考えをまとめることが出来ました。
アメリカの大学で受けたデザインの授業はとても楽しく、現在はUI/UXのお仕事がしたいと独学で勉強を始めましたφ(゜▽゜*)♪
これからも、自分の好奇心を大切にして、
色々なことに挑戦していきたいです!
留学という機会を与えてくれてサポートしてくれた両親、大学の国際部署の方々に感謝します。ありがとうございました。
今後は、色々なことを投稿するので、興味のあるかたはお付き合いくださいませ(*^▽^*)
では~~~