家庭裁判所でのリーガルアビューズ
別居・離婚後も虐待がメリーゴーランドのようにまわり続けるのがpost-separation abuseです。
その中で、リーガルアビューズの翻訳をしたポストをまとめました。
「それは高葛藤の離婚ではなく、別居後のリーガルアビューズです」
'家庭内虐待者の本当の目的は、元パートナーに嫌がらせをするための継続的なルートを維持することであるにもかかわらず、子供と半分以上の時間を持つことを望む愛情深く思いやりのある親を演じている。'
'加害者は、被害者を何度も法廷に呼び戻すことで、支配を維持または回復する。法廷での一日一日は、賃金や弁護士費用の損失として被害者に多大な負担を強いる。
家庭内虐待の被害者は、すでに経済的虐待を受けていることが多い。法廷闘争によって経済的に限界を超えてしまい、被害者と子どもはシェルターに入居したり、時には加害者のもとに戻らざるを得なくなることもある。
心理学的にも、長引く法廷闘争のストレスは、保護する親と子どもたちに壊滅的な打撃を与える可能性がある(Clements et al.)'
'家庭内虐待者を「“master manipulatorsマスターマニュピレーター」(操りの達人)と呼ぶCampbell(2017)は、裁判官に対して次のような提言をしている:
1. 養育費を支払わない、あるいは何らかの形で裁判所命令の条件に従わない最初の時点で、虐待者を法廷侮辱罪と認定する。
2. 虐待者のプロフィールや家庭内暴力のパターンに精通し、虐待者が法廷に現れたときに、より簡単に発見できるようにする。
3. 裁判や調停のプロセスを通じて、虐待の兆候に注意深く目を光らせる。
4. 軽はずみな申し立てをする虐待者を制裁する。
5. 虐待者に親権や面会交流を認めることに注意すること。そのような接触が認められる場合、当事者間の接触の必要性を減らすように合意を構成する。'
引用元:Psychology Today
It's Post-Separation Legal Abuse, Not High Conflict Divorce, Lisa Aronson Fontes Ph.D.
https://www.psychologytoday.com/au/blog/invisible-chains/202201/its-post-separation-legal-abuse-not-high-conflict-divorce