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娘と二人だけの初めてのお正月

新年あけましておめでとうございます!
年末に引っ越しでバタバタしている間にあっという間に正月が来た。

今年は娘と初めて迎えるお正月。せっかくなので、見た目だけでもゴージャスにしたい、ということで、キッチンキッチンで購入したフューシャピンクのランチョンマットとちょっと雅なお盆にお皿を乗せてみた。

正月らしい華やかさがあり、我ながら、そのコーディネートは気に入った。
正月しか使えないところが残念なのだが。。。

しかし、毎日あんな派手な色で過ごしてもしょうがない。「ハレ」と「ケ」という考え方があるから、「ハレ」の日を楽しみに普段過ごせるものだ。
毎日「ハレ」にしては、何の楽しみもなくなるだろう。

お雑煮はネットでレシピを検索し、一番良さそうなものにした。とは言ってもお雑煮はその地方地方で違うレシピになっているので、違うものを選んだら、全く違う料理になっていただろうな。

さすがに、おせち料理は自分で作るのが大変なので、オイシックスで注文したものを使った。実家にいた時は、母や祖母が作ってくれた料理を皿に盛りつけて食べていたのだが、やはり重箱に色々入ってる方が美味しそうに見える。

嬉しいことに、娘は私の作ったお雑煮をおいしい、おいしい、と食べてくれた。そんな娘の笑顔を見るとホッとする。

お昼は磯辺焼きとまたおせち料理。驚いたことに、娘はおせち料理をたくさん食べてくれた。昨日は機嫌の悪さがマックスで、たくさん残していたので、今日もそうじゃないかと危惧していたのだが、きちんと食べてくれた。

しかしながら、嬉しい反面、おせち料理がこんなに早くなくなることになるとは夢にも思わなかった。どうせ、小食の娘のことだろうから、他の食材はあまり買わずに、おせちを片付けることに専念した方がいいと思ったからである。

こうなると、明日の晩御飯はどうしようか?と心配になってくるのである。

大晦日に紅白を見るでもなく、元旦の日にバラエティーを見るでもなく、日常的なものにちょっと「ハレ」を入れた、今までとは違うお正月が、これから私と娘の歴史を飾っていくのだな、と考えてしまったのであった。




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