家具の組み立てに悪戦苦闘する
引っ越しのため、家具を組み立てなくてはならず、前日IKEAの椅子に取り組んだのだが、それは思ったより簡単に作ることができた。
再び家具組み立てに挑戦した。一つ目はキッチンに取り付ける水切り。つっかえ棒付きで、狭いキッチンでも無駄なく使えるということで選んだ。
が、しかし、IKEAの椅子をスラスラ作れたのに対し、時間ばかりが過ぎていく。一番引っかかったのはつっかえ棒の長さ。ちょうどいい位置を決めるのが難しい。やっとできた頃には既にお昼になっていた。
お昼過ぎに今度はニトリのトイレに置く棚を組み立てる。引っ越し先のマンションのトイレには収納がなかったので、購入した。ところが、これは思ったよりも難関だった。
説明書をよく見ると、必ず2人で作れという。
私、誰も手伝ってくれないんだけど!
しょうがなく、一人で作り始める。これは、値段の割に結構癖のある代物だった。部品がたくさんあり、しかも中には接着剤でくっつけるものまであった。
IKEAの椅子にはそっくりな部品あったけど、接着剤なんて必要なかったぞ!
ダボが入る穴は小さすぎて、入れるのに苦労した。こんなきつかったら、接着剤なんていらないのでは?と思ったぐらいだ。
不器用なので、途中でネジの種類を間違えて、何度ドライバーを回しても、中にちゃんと入っていかない、ということもあった。
出来上がった頃はもうへとへとで、二度とこんなもの作りたくない!と思ってしまった。こんなことなら組み立て依頼をしておけば良かった、と感じたのだが、恐ろしいことに気付いた。確か2,000円ちょっとの商品だったのだが、組み立て費用も2,000円!
このトイレの棚って絶対に不器用な人間には不可能な代物だ!
こっちがこんなに時間がかかったというのに、IKEAの組み立て作業員の人達は違った。慣れた手つきで、凄いスピードでクローゼットを組み立てていったのだ。男性と女性それぞれ1名ずつ来たのだが、え、こんなに速いの?というぐらい何の苦労もなく組み立てていった。まあ、プロなんだからそうなんだろうけど、あまりにも自分と違いすぎる!
今回自分で作ってみて、何となくうちの会社のお客さんの気持ちがわかったような気がした。以前、キッチンをリフォームした時もそうだった。
お客さんの立場になると、どうやったらお客さんが喜んでくれるのか?ということも学べる。
とっても疲れてぎっくり腰になりそうなほど、腰が痛くなってしまったが、貴重な経験ができたので、良しとしよう!