Blender:何体もモデリングしたあと気付いた、もっと早く知っていれば…!ってこと ~「適用」とは~

今日はBlenderの「適用」という機能について!
(適用方法はこの記事には書いてないです、どんなものなのか語ってるだけ)

適用って??


イメージしてみてください。

あなたは粘土でキャラクターのフィギュアを作っています。

  1. モデリング(形作り): まず、粘土の塊からキャラクターの基本的な形を作ります。この段階では、粘土はまだ柔らかく、形を簡単に変えられます。

  2. モディファイアー(変形ツール): 次に、もっとリアルでかっこいい形にするために、特別なツールを使って変形させます。例えば、脚を長くしたり、頭を大きくしたりできます。このとき、粘土はまだ柔らかいので、簡単に調整できます。

  3. 適用(フィニッシュ): 最後に、「適用」というステップに進みます。これは、粘土をオーブンで焼いて固くすることに例えられます。オーブンで焼くと、粘土はもう柔らかくは戻らず、形は固定されます。これにより、フィギュアはしっかりと安定し、次のステップに進む準備が整います。

Blenderにおける「適用」: Blenderでは、「モディファイアー」と呼ばれるツールを使ってモデルを変形させたり、加工したりできます。例えば、「ミラーモディファイアー」を使って左右対称の形を作ったり、「サブディビジョンサーフェスモディファイアー」を使って表面を滑らかにしたりできます。

「適用」は、これらのモディファイアーによる変更をモデルに対して確定させる作業です。適用を行うと、変更がモデルの一部として固定され、元の形に戻すことが難しくなります。しかし、これによりモデルの形が確定し、他の作業に進む準備が整います。

具体的には、モディファイアーを適用することで、計算の負荷を軽減したり、他の操作やアニメーションを行いやすくしたりする効果があります。



まとめ

Blenderを使うとき、「適用」という作業は、まるで粘土のフィギュアをオーブンで焼いて固めるようなものです。これで、モデルの形がしっかりと決まるので、次のステップに進む準備ができます!

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