ポケモンスナップ ベストフォトコンテスト #06
1999年から2021年までの22年間、ヒトカゲのカードの存在を思い出すことはありましたが、それは進学の際や大掃除の時などでした。
市販されたのいわゆる「旧裏面」と呼ばれているカードはいつかの大掃除の時に処分してしまいましたが、自分の撮ったヒトカゲのカードであり、思い出があり、自分の名前が入ったカードはさすがに処分できませんでした。
別にかさばるものでもないし。それを言うなら旧裏面のカードも残しておけば……(後悔)
自分は「金、ルビー」と本編を遊びましたが「ポケモンGO」まで、ポケットモンスターから遠退いていました。
妹が「ダイヤモンド・パール」や「ブラック・ホワイト」を遊んでいるのを眺めたり、グラフィックの進化に感心したりはしていましたが。
ある意味、そうやって遠ざかっている期間、離れている時間、忘れていたことが良かった? のかも知れません。
そうして、何度かの処分の危機を乗り越えて2021年に続編「New ポケモンスナップ」が発売されます。
Nintendo Switchから現役ハードのゲーマーとして舞い戻り、ポケモン「ソード・シールド」も遊んでいたのでポケモンスナップ続編の発売は純粋に嬉しかったです。
発売に際して、自分はヒトカゲのカードの画像と共にツイートしました。
「プレミアついてないかなぁ」と。
そうしたら、予想以上の反応がありまして「プレミアついている」旨のリプライもありました。反応をくださった皆さん、その説はありがとうございました。
調べて目を丸くしました。
目を丸くするってこういうことなんだな、と思ったりして。
算数の学習ケースに入れていたカードは、ひとまず買ってきたスリーブと硬質ケースに入れて。
アルバムに貼ってしまっていたカードは、ドライアーで剥がして。傷みが多かったので、これは自分用に保管しようと決めました。
となりに貼ってあった「オーヤマのピカチュウ」でさえ、調べたら数万円することにビックリしたりして。
(ジャスコのカードダスで出した記憶がある)
以降、ヤフオクへの出品をしてみたり。
海外オークションに質問を送ってみたり。
なんでも鑑定団への応募を検討したり。
親に言ってもいまいち信じてもらえなかったり。
ポケモンカードが○○万円というニュースを見てはおののいたり。
転売や強盗のニュースを見て渋い顔をしたり。
そうこうしているうちに、いまに至ります。
ポケモンカードの強盗のニュースに触れるたびに、なんでも鑑定団に採用されなくてよかったと思います(応募はしていた)。
実際「64マリオスタジアム」の映像は見たいんですけどね。録画してなかったので。
でも、今になって考えると顔を晒したりすることのリスクが大きすぎるなぁ、と。
それでも、いつかどこかでヒトカゲのカードが皆さんの目に触れるタイミングがあったらいいな、と思っています。
自分一人で抱えているには重いときもありますし、もったいない気もします。
まぁ、でも、そういう気持ちにつけ込む人もいるわけで、なかなか難しい所です。
この先、どうなるのかは自分でも分かりませんが、時々気にかけてもらえたら幸いです。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
Tsukasa Hosono(Mofumofu Nekosky)
2022年2月22日