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年内にどこまで進む!?円高で一時146円台に
FRBのウォラー理事が利下げの可能性を示唆しました。円高が想像を超えて進むかもしれません。
市場、FRBのウォラー発言に「はしゃぎすぎ」?:日本経済新聞
この記事では一部の発言に過ぎないが、タイミング的に市場が大袈裟に反応したと取り上げています。
個人的にもその通りだと思いますが、そもそも利下げについて触れる必要はなかったと感じました。
利下げについては言及せずに、FOMCまで時間稼ぎをすることも出来たわけです。
そのことに市場は大きく反応したのかもしれません。
話は少し逸れますが、私は今年の5月から日経新聞を購読しています。
その中で、初めて日経円・ドルダービーに応募しました。その内容は、12月27日時点の円・ドル相場を当てるというものになっています。
ちなみに、私の予想は147円24銭で、予想時点から3円ほど円高に動くとみていました。
応募時に送った理由がこれです。
『12月のFOMCでは良くも悪くも大きなサプライズはないと考える。11月の米国のCPIのように、景気の停滞を市場は意識することが増えそうだ。米金利の低下をふまえて次第に円高に向かうと考えるが、円キャリー取引の勢いもすぐにはなくならないだろう。円安方向へのブレーキは残るはずだ。日銀の金融緩和についてもサプライズはないと考える。年初ならともかく、年内での動きは考えていない。従って、急激な円高には繋がらないが、円高には動くと考えてこの値とした。』
素人考えでした予想ですが、今の時点ですでに2つの誤算があります。
1つ目は円売りポジションが想像よりも動いていることです。金利差を意識した円キャリー取引がもう少し続くと考えていました。
その勢いが少し弱くなったのは、アメリカの長期休暇にあると考えています。
長期休暇を前に利益を確定する動きが増えたことで、円高に振れたのではないでしょうか。
そして、2つ目こそが今回の発言です。
私はこの発言も出ないだろうと予想していたので驚きました。
わざわざする必要のない発言をしたことで市場が反応。円高に動いたわけです。
この2つの誤算は共に円高方向へのものでした。
素人考えでした147円台前半の予想でしたが、それを越えて年内に145円台になる可能性もあるかもしれませんね。
ドル高修正強まる 円、2カ月半ぶり146円台:日本経済新聞
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