スタバでベンティサイズを買うのはバカ!?

日本同様、台湾もコーヒー好きは多く、台湾メディアの「食力」によると1年間の台湾人のコーヒー消費量はおよそ28億杯との調査が出ている。
 そんな中、最近台湾メディア「Mobile01」にて「スターバックスが敢えて言わない秘密」との記事が話題になっている。その秘密というのが、お得になるはずの一番大きいベンティサイズを注文するよりグランデサイズの方がお得だという内容だ。(スターバックスのカップサイズは小さい順から、ショート、トール、グランデ、ベンティとなっているが、台湾では小、中、大、特大と呼んでおり、正直日本より分かりやすい。)
ラテを例にとると、スターバックスのトールサイズ350 mlは120元(約428円)で、1 ccあたり0.34元(約1.2円)に相当し、グランデサイズ475 mlは135元(約481円)で、1 ccあたり0.28元(約1円)に相当し、ベンティサイズ558 ml は150元(約535円)、1ccあたり0.26元(約0.9円)で販売されている。一見、大きければ大きいサイズほど費用対効果が高いように感るが、そうではない。実際にグランデサイズのラテを頼むとエスプレッソ2杯に牛乳と氷を混ぜて提供されるのだが、ベンティサイズのラテを頼んだ場合も同じく2杯分のエスプレッソと牛乳、氷の内訳で作られる。つまりベンティサイズのラテはグランデサイズのものよりコーヒーの濃度が薄まっているのだ。
この事実に対し記者は「スターバックスに騙された」と記載しており、台湾のネット民からは「台湾より収入の高い日本にあるスターバックスの方が価格が低い時点で、そもそも台湾のスターバックス自体得ではない」、「牛乳が増える分には構わないが氷が増えているのであれば納得いかない」等のコメントがあった。
 こういったクレームを防ぐためにもスターバックスは日本の牛丼屋のようにサイズ毎の内容量と内訳を記載するべきかもしれない。

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