人生最大の夏休みPart2🍉
夏休みはイベントも盛り沢山!
福岡で2日連続イベントサポートしてきました。私が福岡に行くことに合わせて、2年前卒園を一緒に迎えた保護者の方々がコロナで叶わなかった謝恩会を開いてくださいました。
2年生になったこどもたち。たくさんの成長を見ることができて本当に嬉しい☺️
この記事ではサマーキッズラボで感じたことを記録に残します。
サマーキッズラボ
去年はお話聞いていたものの、参加できなかったまちスポのイベント。今年はサティクルとして参加をさせていただきました。
テーマは「ゴミから生まれた贈り物 自分だけのアニマルアート」。本来であればゴミとして捨てられてしまうもので、自分だけの宝物を作りました。アップサイクルは、本イベントで私も初めて知ったのでとても勉強になりました。
今回の材料は、コルク・デニムの切れ端・糸くずで作られたボード・キャップ・瓶の栓・毛糸・糸くず・プルタブなどなど・・・。全てゴミとして廃棄されているものから素敵な作品が出来上がっていました。見本は一切なし!こどもたちの自由な発想で黙々と作る時間。面白い作品が出来上がっていました!
見守る・待つことって意外と難しい
私は幼児の部の進行役とサポートをしました。私が製作の時に大切にしていることは、「見守る」「待つ」ことです。例えばハサミを使う時、危なっかしい場面、うまく切れない場面、思い通りの形にならない場面はいくつも出てきます。私はとにかくやってみることが大切だと感じています。
大好きなアニメの言葉を使うと、「トライアンドエラー」。やってみて失敗して学ぶ。この過程が面白いんです!
大人はついつい手を差し伸べたくなる、私もそういう保育者でした。待つことって意外と難しい・・・。
しかし、良かれと思って手を差し伸べていることが、こどもの経験を奪っていると思うと、待つことってやっぱり大事だなぁと気づきました。でも、これって大人が心のゆとりを持っていなきゃできないことなんだと思っています。保育士1年目の時、ゆとりのない毎日を過ごしていたので、働いている親御さんたちはもっとゆとりが持てない環境にいるんじゃないかと、今では思います。
かかりつけ保育士のゆいさんに「これも(待つ・見守る)一つの優れた専門性なんだよ」と言われた時に、保育士の存在意義を感じたような気がします。
自由な発想に気をつけていること
お手本は一切なし!今回、小学生は少し危ないカッターもグルーガンも使いました。
私は小さい頃、「自由に発想して創る」というのがとても苦手でした。
完璧主義で大人の反応を1番に気にするこどもだったので、「褒められなきゃ」「綺麗に作らなきゃ」ということで頭がいっぱいで、図工の時間が苦手でした。私はこの経験があるので、こどもたちへの声掛けにはかなり配慮するようになりました。
・製作に集中している時は必要以上に声をかけないこと
・こどもが何か助けを求めてきた時に、少しだけ手を差し伸べること
・「上手だね」「綺麗だね」など、抽象的に評価をするような声掛けではなく、「出来たね」「まっすぐ切れたね」など具体的な声かけをすること
3つ目は特に出来てないこともあります💦
ついつい、「上手だね!!」と言ってしまう。グルーガンを使う時、「危ないよ!」と言ってしまう。これがダメというわけではないけれど、こどもが少しでも大人の評価を気にせず、自分の意思でできることが私は大切なのかなと感じています。
私もまだまだできていないところがあるので、日々反省です。
好きも嫌いもある
声掛けを意識している話をしましたが、結局は人間好き嫌いがあるものです。ただ、好きなことに集中しているタイミングで、大人がいかに見守れるかということが、私は大事なんじゃないかなと思ってこどもと接しています。
なんか偉そうなこと書いてしまいましたが、観察力、洞察力はまだまだ力が及んでいないところがあると実感しています。こどもを観察するととても面白い発見があるのも感じています。まだまだ私も勉強中です🔥
本イベントを通して
イベントを通して、こどもとの関わり方を改めて考える機会となりました。それと同時に保育士の専門性、存在意義というのを強く感じました。こどもが育っていく過程で、保育士の存在ってとても大切なんだと。私はこどもだけでなく、保護者が生きやすい世の中になるといいなと願いながら、保育士の専門性を活かしていきたいなと改めて思いました。