合わせ過ぎない

アンタ自分の意思あんの？
そう言いたくなる人って周りにいませんか？
誰かが何かを言う度に「そう思う」と返答し
さも自分も前から考えてました感を繰り返したり
食事の話で何にでも「それ食べたい」とばかり言われると
結局、どれが食べたいの？ってなりませんか？
両方とも、さっきと言ってること違うんですけど？
とツッコミたくなりますよね💦

これは周りに同調し過ぎる事で起きる現象です

ライブ配信においてはどうでしょう？
リスナーも十人十色、好みもそれぞれです。
歌枠、演奏枠、雑談枠、etc…みんな好きな枠に行くのですが
雑談枠ひとつで考えても…
・世界情勢の話が好きな人、嫌いな人
・スポーツの話が好きな人、嫌いな人
・ゴシップの話が好きな人、嫌いな人
・シモネタが好きな人、嫌いな人
等々、色んなリスナーが来枠します。

リスナーのニーズを考える事は大切です
・〇〇好きな人が居るから、〇〇の話題で話してみよう
・〇〇が苦手な人が居るから、〇〇の話題を自らするのは控えよう
・過度に偏った話題になりそうなら違う話題にシフトしよう
上記のような心掛けをしても、リスナーは1人ではないので、ある人にとっては興味ある話題でも、ある人にとっては嫌悪な話題になる場合もありえます。
これは色んなリスナーが集まるので、ある程度は仕方ないのですが…
瞬時に枠の組み立てを考え、リスナーに寄り添った配信を心掛ける
「ライバーとしての意思」が必要不可欠です。

ライバー自身が意思を持たずに配信をしたらどうなると思いますか？
はい、俗に言う「リスナーの言いなり配信」です。
・リスナーAさんが〇〇が良いと言うので、そうします。
・リスナーBさんが〇〇をダメだと言うので、やっぱりヤメます。
・リスナーCさんが〇〇って良い！と言うので、やっぱりやります。
これを臨機応変な対応だと思いますか？
枠に来る度に変化に富んだ配信だな！と思えますか？
中には、そういう奇特な考えをするリスナーも居るかもしれませんが🤔
多くのリスナーは「コロコロ変えてライバーとして何がしたいの？アナタの意思は何処にあるの？」と思うのではないでしょうか？
延いてはリスナー離れにも繋がります。

ライバーとしてリスナーの意見に耳をかさないのはダメですが 
自身の意思を持たずにリスナーに合わせ過ぎるのは、もっとダメです。

何故このような事が起きるのか？
カンの良い読者の方なら気付きましたよね？
「先を見据えた配信」をしていないからです。

その場しのぎの配信でリスナーの心を掴めるほど甘い世界ではない！

世の中、多様化の時代！マルチタスクが大事！
などと言われていますよね？
でも、日本料理屋に行って「パスタやpizzaは何故メニューにないのか？」なんて言わないはずです！
明確な意思とプライドを持って営業しているお店に、お客として無理難題は言いませんよね？
・私の配信はコンビニエンスストアです！
・私の配信はファミリーレストランです！
私は幅広いニーズに応えます！というライバーが居てもイイと思います。
それもひとつのコンテンツとしてアリだと思いますし…
なにより「幅広いニーズに応える」というライバーの意思がコンテンツにありますよね。

配信スタイルが変化していくライバーだって居るじゃないか？
と思われる方もいると思います。
ライバーとして配信をしていくと必ず配信枠の過渡期を迎えます。
これは更なるステップアップの為に必要な変化をしていく時期であり
リスナーに合わせすぎてコロコロとスタイルを変えるのとは訳が違います。

ライブ配信を「お仕事」とし、単なる配信者ではなく「ライバー」として活動をしていくならば…
・どんな配信をしたいのか(意思)
・どうなりたいのか(目標)
・その為には何をすればいいのか(行動)
明確な意思を持ち、しっかりと目標設定し、ASAP行動をする。
そしてブレない意志を持ち、リスナーに合わせ過ぎない配信をする！
それが「明日の為の配信」に繋がると考えます。

※余談ですが…
「意思」と「意志」
あえて漢字を書き分けています。
気になった人は調べてみてね🫡