【ゆかいなサム】[短編]#3
ナスナスは机に作った発電機を置きます
『私が作ったのは野菜の切れっ端をリサイクルする発電機です』
なんとこの発電機はサイズが小さく少量の電気しか発電できません
『次だニ!』
ノールは机に何も出しません
『早く出すんだニ!』
『すみません、発電に必要なアルコールを飲んでしまってお見せできません』
『話にならんだニ!牢屋に連れてゆけ!
次だ!次だニ!』
サムは何も持ってきていません
『おい!お前もできてないのか!』
サムは言います
『オルバこっちに来んさい』
ピーッガガ ンーー
ガンッ ガンッ ガンッ ガンッ
一台のロボットが近づいてきます
『これが私が発明した[オルバ]になります』
『これがどんだけ発電できるんだニ?』
『この国の周りは油でいっぱい
その油をオルバに入るだけ注ぐと2.3日は
この国で使える電気くらいなら発電できますよ』
『それだニ!きにいった!それを私に渡すだニ!』
『それはできません』
『なんだニ!バカにしてるのか!』
『いいえ、この子は私の助手でもあるので
お渡しすることはできません』
『しかし材料があれば2ヶ月ほどで組み立てることが可能です』
『よし!作業部屋を用意してやるから早速取り掛かるだニ』
『いえ、自分の家で…』
『いいからやるだニ!』
そう言うとサムは地下の作業部屋へ案内されます。
『材料は準備したから1ヶ月で完成させるだニ』
『完成したら出してもらえるのかな?』
『この危機を回避できたら出してやるだニ』
いつのまにか難題を強いられることになり
サムはオルバと作業を始めます。
NEXT…[サム激怒]
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