今話題のインボイス制度に思う。

インボイス制度、いよいよ始まります。
正直言って良くわかりませんね。

よく言われているのは
収入１千万円以下の個人事業主が
免除されていた消費税を
払わなくてはいけなくなるということです。

例えば
年間で５００万円分の商品を売った場合
消費税込みで５５０万円のお金が入ってきます。

今までなら
５５０万円の内の消費税５０万円も免税になり
５０万円分も得をしていたということです。

しかしこれからは課税事業者になり
その消費税分は納めなければなりません。

逆に課税事業者にならなければ
消費税は払わなくても良いのですが

５００万円の売り上げに対する
消費税５０万円ももらえません。


世間でいろいろな人が反対しているのは
この５０万円分がもらえなくなることに対してではなく

課税業者にならないと
仕事をくれる発注業者が仕事をくれなくなるからです。

何故なら
発注業者は大きい会社が多く
課税業者でないと経費で落とせないからです。

経費で落とせない免税業者に頼むと
その分は経費として認めてもらえなくなり
税金がかかることになります。

で、私たち電子書籍作家はどうかというと
正直どうでも良いです。

Amazonから課税事業者登録の要請があればしますし
無ければ登録しません。

印税の額が変わるわけでもないので
Amazon次第といったところです。

たとえ消費税を払うことになっても
今まで免除されていただけで
本来は納税するべきものですから。

それよりも
ガソリン税などの税金の二重取りをやめてほしいです。
税金に税金をかけるなんてありえないですから。

ちなみに印税は
税って言葉が付きますけど税金ではありません。
印税はただの報酬ですのであしからず。

インボイス制度で税金がどうとか騒ぐ暇があったら
頑張って仕事をして収入を増やす方が
前向きな生き方だと思います。