マツコさん、ありがとう
昨日、「マツコの知らない世界」を久しぶりに見た。IKKOさんと昭和のアイドルや女優、映画の話で盛り上がっていた。
「またいつものように真理ちゃんはスルーだろうな」と思い、見ていた。
天地真理という人は、アイドルの原型となった人であるにもかかわらず、いつもスルーされる。昭和のアイドルといえば松田聖子から語られたり、よく遡っても山口百恵。ピンクレディやキャンディーズまで遡ることもあまりない。真理ちゃんや南沙織まで語られることは滅多にないし、語られたとしても、南沙織だけだったりする。もはや「新三人娘」という単語は死語だ。真理ちゃんを語るべからずという圧力でもかかっているのだろうか。それとも真理ちゃん自身が「私のことはそっとしておいて」とテレビ局にお願いしているのだろうか。
アイドルは70年代初頭から始まる。聖子や明菜やキョンキョンのいた80年代じゃない。
だから語るなら新三人娘から語ってほしいと思う。
日頃から諦めモードなので、「マツコの知らない世界」も諦めていた。キャンディーズの映像から始まったし。
昨日は違った。
突然真理ちゃんが紹介された。
「うそーん!」
「全員集合」で「恋する夏の日」を歌う、YouTubeでもよく見かける映像だったけれど、時間にして数十秒だったけれど、めちゃくちゃ感激した。涙出そうだった。夫が呆れていた(笑)そうだよ、TBSなんだからさ、唸るほど真理ちゃんの映像持ってるはずじゃん。出せ出せ出してくれ!
「全員集合」も「時間ですよ」も真理ちゃんの冠番組も。全部TBSだったじゃないか。
天地真理といえば、ものまね番組のせいで「へんな裏声の歌手」と世間の人は刷り込まれている。そうじゃないんだよって名誉回復してほしいものだなあと切に願う。
マツコさん、番組スタッフの皆さん、
ありがとう。
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