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ごみは生まれ変わる


ピサンキというたまごの殻を使ったウクライナの伝統工芸をアメリカで学び、日本で教え初めてもう8年


主にニワトリの卵を使うことが多いのだけれど、すべて手描き、染料で染めてを何度も繰り返して作られる、とても手間のかかる手工芸。ひとつ作るのに数時間のものもあれば数日かかるものもあります。中身はきれいに抜いてあり、飾って楽しむ感じ。



工程の途中で染めがうまくいかなかったり、割れたりするものも当然あります。

パリーン。


割れるときは意外とあっけない。


たかが卵の殻

でも私にとっては大切な作品の一部


なんとなく捨てることができず、何十個もその出来損ないたちを何年も放置してました。


そして今年、ふとこの出来損ないの殻たちを生まれ変わらせてあげようと子どもたちとのワークショップに卵の殻のモザイクアートにチャレンジ!



きっと絵本「えんとつまちのプぺル」を読んだ後だったから、なおさら「ゴミ」というキーワードが頭をめぐっていたのかも(笑)

あ、知ってる?プペル。

私がここ最近読んで涙した絵本です。




卵の殻と言ってもピサンキは細かい模様が書いてあったりするので

ゴミというにはもったいない!というわけで

モザイクアートにぴったりなの✨

作ってみてその魅力を再発見!





ずーっと捨てようと思いながらタンスのすみに保管し続けてた私、エライ!


今回はおさかなの形の土台にモザイクタイルのように貼り付けてもらい、可愛いペンダントになりました。

今回は3-5歳くらいの子供たちとペンダント作ったけど、パリンパリンと小気味よく卵の殻を割っておさかなに張り付けていく子供たちがいとおしくてたまらない!


あんなに何時間も何日もかけて作った出来損ないの卵の殻だけど

子どもたちにとってはカラフルできれいな宝石のように見えてるのかな

完成したおさかなペンダント


キラキラ光る大切な宝物のように
そーっと首にかけてにっこり笑顔を見せてくれた
子どもたちが教えてくれた

私じゃない誰かにしてみたら、ごみじゃないんだね

素敵な気付きをもらいました




こちらのワークショップは神戸岡本のハピネスキッズアートにて開催させていただきました(^^) また来年こんなワークショップができるといいなー


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てぃなちゃん
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