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最近流行りの「ペット保険掛け持ち」ってどうなの?

こんにちは。株式会社Wizleapで、日本初のペット保険相談サービス「MOFFME(モフミー)」のプロダクトマネージャーをしている森下です!

最近、ペット保険の掛け持ち(複数加入)について相談をいただくことが増えてきたので、こちらのnoteでまとめて回答しようと思います!

「補償割合を100%にして、自己負担をゼロにできないかな」
「大きな手術にもしっかり対応できるようにしておきたい、、」

このように考えている方にはすごく参考になると思いますので、ぜひご覧ください💁‍♂️

そもそも複数のペット保険の掛け持ちは可能か

結論、ペット保険は複数掛け持ちはすることが可能です。
※保険によっては、複数加入を許していない保険もあります。

ペット保険を掛け持ちすることのメリット

ペット保険を掛け持ちすることの一番のメリットは、すごく当たり前かもしれないですが、「補償内容が手厚くなること」(自己負担額を減らせること)です。ただ他にも以下のようなメリットもあります。

・組み合わせによっては、一つだけの保険に入るより安くなる
・各社の弱みを補うことができる

保険によっては、100%補償や90%補償のペット保険もあるのですが、50%補償の保険を2つ加入する方がお安く済むことも多いです。これは意外なのではないでしょうか?

ペット保険を掛け持ちする際の注意点

もちろん、掛け持ちはメリットだけではありません。きちんと注意しないと、実際はあまり使えなかったりすることも少なくありません。以下に注意点を整理してみました。

①すべての会社で掛け持ちができるわけではない
②100%以上の補償を受けることはできない
③両方郵送請求型の保険だと、保険金請求が面倒
④必ず保険会社に報告が必要

①すべての会社で掛け持ちができるわけではない

先程少し書きましたが、全てのペット保険会社で保険の掛け持ちができるわけではありません。しかし基本的にほとんどのペット保険会社で掛け持ちは可能です。

複数の保険を掛け持ちして加入することが可能な主な保険会社はこちらです。

・アニコム損保
・アイペット損保
・ペット&ファミリー損保
・楽天損保
・FPC
・日本ペット少額短期保険
・SBIプリズム少額短期保険
・ペットメディカルサポート
・ペッツベスト
・リトルファミリー少短
etc…
※2022年1月現在

現在は掛け持ちができなくなっている可能性もあるので、掛け持ちを検討する際は、私どもや保険会社に一度お問い合わせいただくと間違いないかと思います。

②100%以上の補償が受けられるわけではない

よくある勘違いが、70%補償の保険と50%補償の保険に入っていたら、120%支払われるため、少しお金がお得になるのでは?というお話です。結論、こちらは100%以上支払われることはありません。

例)50%の補償と70%の補償のペット保険を掛け持ちしていて、治療費に20,000円かかった場合

50%補償の保険(A社)から10,000円、70%補償の保険(B社)から14,000円補償されるわけではありません。

実際は50%補償の保険(A社)から10,000円、70%補償の保険(B社)からも10,000円の補償となり、治療費の合計である20,000円は超えないようになります。
※請求の順番によっては、A社が6,000円、B社が14,000円になります。

ちなみにこれは、損害を補填する「損害保険」の全てで言えることですね!

③両方郵送請求型の保険だと、保険金請求が面倒

ペット保険では、大きく分けて以下の3つの請求方法があります。

①窓口精算(動物病院の窓口で人間の保険証のように使える)
②郵送で診療明細書を送る
③WEB・アプリでの請求(診療明細書を画像で送る)

この内、②の場合は注意が必要です。コピーで良い場合もありますが、「診療明細書の原本」を送らないといけない保険会社もあるからです。

もし、掛け持ちした会社が両方原本を送らないといけない会社だった場合、原本が保険会社から返されてから、もう一度請求する必要があります。そうなると手間がかなり大きくなりますので、注意するようにしてください。

④必ず保険会社に報告が必要(告知義務)

別の会社のペット保険を掛け持ちすると決めた時には、必ず事前両方の保険会社に連絡しなくてはなりません。

先ほど述べましたが、保険会社によっては掛け持ちが可能な会社と不可能な会社があります。(必ず加入する前に掛け持ちが可能であるのか確認しましよう。)

同じ保険会社のペット保険を掛け持ちする際にも事前の連絡は必要となります。

この連絡を忘れて複数の保険契約を行うと、「告知義務違反」となって実際に請求をしても治療費の補償を受けれないこともありますので、注意してください。

告知義務については今度詳しくnoteを出そうと思っています!

ペット保険のおすすめの掛け持ち方法

掛け持ちにはいくつかタイプがありますが、おすすめなのは、ペット保険の掛け持ちでは、全てを補償するタイプで網羅的にリスクを回避して、それに加えて入院・手術特化タイプを併用するやり方です。

なぜなら、全てを補償するタイプの保険だけだと補償が不十分な事態が多く見られるからです。そこに入院・手術特化タイプの保険をプラスでつけておくことで、急な手術や入院にもしっかり対応できます。

また入院・手術特化タイプの保険は比較的保険料も安く、家計への負担もそこまで大きくないのもポイントです。月々1,000円以内で加入できることも多いので、心配な方はプラスαとして検討されてもよいかと思います。

まとめ

ここまで、ペット保険にの掛け持ちについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

法律の兼ね合いもあり、具体的な組み合わせの紹介などはできていないので、もしご興味ある方はぜひMOFFMEのLINE相談をご利用ください!

MOFFMEでは、LINEでペット保険の無料相談を行っております。加入を共用することなどはもちろんありませんので、ぜひ1度利用してみてください!

いかがでしたでしょうか。MOFFME(モフミー)がユーザー様にとって価値のあるプラットフォームになれるよう、引き続き取扱ペット保険の増加や提供情報のブラッシュアップに努めてまいります。

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