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さて、これから株トレードについて何を書いていこうか


まずは、何を書くか考える

noteに参加して記事を書き始めるにあたり、その時に思い付いたことをパラパラと書いていったのでは、全容が掴みづらく、参考にもしづらいのではないかと感じるので、まずはこれからどんなことを書いていくのかの頭の整理から始めることにしました。

これが整理できれば、毎回何を書こうか悩まなくてすみますし。

サラリーマン株トレーダーはお金も時間もない

私のこれまでの2年半程の株トレードは、全て独学でした。
セミナーは、お金も時間もないので行ったことはありません。

平日昼間は仕事ですし、休日昼間は家族との時間ですので、基本は夜中に本を読んで、プログラミングして、サーバPCを設定する日々です。

このような自分の置かれた環境でも無理なく続けられる株トレードスタイルを模索してきました。

1. 私の株トレードスタイル

取引時間中はたいてい仕事中ですので、値動きを見ながらの売買はできません。

初期の頃は、取引終了後に、その日までの株価に基づいてプログラムが売買シグナルが出ている銘柄を探し出し、それをもとに翌朝の取引開始前までに注文を入れておます。

そして、売買が成立しエントリできた場合には、昼休みなどの時間に損切りの逆指値注文を入れるようなトレードの仕方でした。

それが現在では、注文まで全て自動で行うプログラムになりました。

売買の成立は、証券会社から送られてくるメールをプログラムが解析して、エントリや手仕舞いを記録し、損益も自動計算します。

また、私が公開しているウェブサイトへの取引結果の掲載もプログラムが自動で行います。日々の結果とこれまでの総資産額の推移は、メールでも配信されます。宛先は私だけでなく、嫁さんにも届きます。

売買と損益の記録を付けることと、家族内で透明性を確保することは、自分に嘘を付けなくするために非常に重要です。

上記のような私の株トレードスタイルの全体像とその構成要素を最初にご紹介するのが良いかもしれません。

2. サーバPCの構築と維持管理

私の家は小さいので、サーバPCが置いてあるのは小屋裏です。ここが私の作業部屋です。スポットクーラーを置いていますが、それでも夏は激暑です。

サーバPCはUbuntuで構築しています。
また、株トレードシステムの解析専用に高い並列数で計算できる別のサーバもあり、こちらはOpenSUSEで構築しています。
ただ、かなり音がうるさいので、解析を回すときのみ稼働しています。

これは直接株トレードとは関係ありませんが、ラズパイを使って、小屋裏の温湿度と気圧を自動で収集して、定期的にそのグラフがメールで配信されるようになっています。

また、サーバPCの負荷も定期的に記録され、朝昼晩の1日3回メールで配信されます。

これらは、サーバPCに停止や異常加熱などの障害が発生していないことを確認するためのものです。
安定したサーバ運用をなるべく手をかけずに行うためには、維持管理のための仕組みが必要です。

PCにプログラミングができる環境を構築しサーバとして機能させる方法と、それを安定して運用するための仕組みについて紹介したいと思います。

3. これまでに参考にしてきた本

本はたくさん読みました。株の本はもちろんですが、そこから派生して、ゲーム理論や集団心理の本もありました。

これらの本の中にはとても影響を受けたものとそうでないものがありますし、書いてあることを参考に実践してみて、それほどでも無いかもな、と感じるものもありました。

これらを紹介するのは良いかもしれません。

4. 私の株トレードプログラム

私が作った初期のプログラムは、インターネットから株価情報を収集して、それを本に書かれている手法で解析して、売買シグナルが出ている銘柄を識別するプログラムでした。
このプログラムを毎晩実行して、その解析結果を踏まえて、翌日のトレードを行いました。

そのプログラムが段階的に進化を続けて、現在では、市場の取引開始から終了までの間、定期的に株価を収集し、売買シグナルが出たものには注文を入れ、保有中の株については損切りの逆指値注文を入れるところまで全自動でできるようになりました。

私の株トレードはシステムトレードと呼ばれるものです。
私が作ったこのトレードプログラムを紹介したいと思います。

5. 株トレードシステムの評価結果

この自動トレードプログラムに組み込まれている売買シグナルの判定手法(トレードシステム)は、様々な本を参考に、自分が良さそうに感じた手法を、過去20年間分以上の日本株データでシミュレーションし、成績が良かったものを使ってきました。

私には独自手法を考案できる程の知識も独創性も残念ながら今のところないので、基本は本で紹介されている手法ばかりです。
将来、独自手法を考案できれば、飛躍的に成績が伸びるかもしれません。

私が評価してきた手法は、既に本で紹介されている比較的古い手法ではありますが、私が読んできた本は大半が外国で書かれた本ばかりですので、そこに書かれている成績は外国株等におけるものですし、私はそれらの手法を日本株に適用した結果をこれまでに見たことがありません。

なので、これらのトレードシステムを日本株へ適用した際の評価結果の紹介は、その手法に興味を持たれている方にとっては貴重な情報になるかもしれません。それを紹介したいと思います。

6. 一番大事なのは資金管理

株トレードをする上で最も優先しないといけないのは、資金が底を付き、それ以降取引ができなくなり、それまでの損失を取り戻せなくなる状態に陥らないようにすることです。

これは、株トレードにおける破産です。(余剰資金で資産運用をしている方が大半だと思いますので、その場合には生活は維持できている)

株トレードは、時間の要素がとっても大事です。
短期間で大幅に資産を増やそうとすればするほど破産のリスクが高まります。
リスクを下げて確実に増やすためには、時間をかける必要があります。
時間をかけるということは、破産しないで市場で生き延び続けるということです。

退職後に、退職金を元手に初めて株トレードをするような場合には、どうしても短期間で増やしたくなります。
しかもいきなり高額資産です。
自分でやらないで証券会社の専門家に任せるのが無難でしょう。

若ければ若いほど時間がありますし、余剰資産もまだそれほど高額でない場合が多いでしょうから、損をしても取り戻すための時間的余裕があります。
株トレードを始めるのは、若ければ若いほど最終的な勝利のためには有利です。
私は40代になってから始めました。
20代か30代から始めておけばよかったと思っています。

私が重宝している本では、株売買の手法の説明よりも前に、資金管理の説明が丁寧にされているものがいくつかあります。資金管理を理解すると時間の要素がなぜ大事なのかが分かります。

資金管理を正しく理解し、自分で決めた資金管理のルールを忠実に守って株トレードを行えば、市場で生存し続けられる可能性が大幅に上がります。

資金管理を理解しないで市場に参入すれば、短期間でカモにされて、市場から退去することになるでしょう。

資金管理は一番大事なので、これから株トレードを始めようとしている方には、破産して後悔しないために、実際にトレードを始める前に理解しておいて頂きたいです。資産管理についても紹介したいと思います。

7. 私にとってもっと大事なのはメンタル

資産管理は一般的には一番大事だと思います。

でも、私はメンタルがとても弱くガラスの心の持ち主なので、メンタルを強く持ち続けられるように準備をしておくことが、資産管理よりもさらに大事です。

どういうことかと言うと、私の株プログラムの初期の頃は、プログラムの解析結果を見て、自分で注文していましたが、株が想定とは逆の動きをしたり、急激に変動した場合には動揺してしまい、事前に決めたルールの通りに注文ができませんでした。
「まだ株価は上がるんじゃないか」とか、「一時的に下がっているだけで、いずれ価格が戻ってくるのではないか」、といった感じです。
この判断で良い結果になったことは一度もありません。

また、負けが続いた時等には、「自分の手法が間違っているのではないか」と感じてしまい、自ら決めた売買ルールを、その時の都合で変えたくなることがあります。
これをしだすと自分の手法が一層信じられなくなり、さらに変えたくなり、最終的に自分が何をやっているのか分からなくなり、不安のスパイラルに陥ります。こうなると大損します。

こうならないようにするために一番良いのは、自分がやっていることに自信と安心感を持つことです。

株トレードシステムの解析結果に基づく売買シグナルの判定方法の採用は、過去の株データに基づく裏付けが得られるため、自分の手法に自信と安心感が持てます。

資産管理を正しく理解し、それに沿った自分のルールを設定し、忠実に守ることは、破産しないための安心感が得られます。

さらに、上記によって自分で決めた売買シグナルの判定方法と資金管理ルールを忠実に守りながら、株の売買を全自動で行うプログラムは、市場での取引の最中に、自分の感情が入る余地を作りません。

私の株トレードが上記のようなスタイルにたどり着いたのは、私のメンタルの弱さをカバーするためです。
メンタルが強い人は、株価のグラフを見ながら瞬時に判断して売買でき、悪い結果が続いても動揺せず、自分のスタイルを貫き通すことができるでしょう。でも私にはとても無理です。

このメンタルの重要性と、メンタルの弱さをどのようにカバーしているかについても紹介したいと思います。

最後に

つらつらと書きたいことを列挙してみました。私が今書きたいと思っていることと、これまでの私の取り組みは一通りカバーできたと思います。

私が大事だと思うものから書くとすると、メンタルを強く持つための準備と資金管理になりますが、興味がある方が多いのは、トレードシステム評価結果かもしれません。

また、これからシステムトレードを始めようという方は、サーバ環境構築とトレードプログラムに興味を持たれるかもしれません。

まずは書いてみて、うまく書けたものから掲載していきたいと思います。

かなり長文になってしまいましたが、最後までお読み頂きどうもありがとうございました。
今後も執筆を頑張っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


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Moff & Jolly
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