ブルーピリオド
友達に借りて、即日最新刊まで読み切ってしまった。面白い。
ずっと面白そうとは思っていたけど、学生ものを見ると戻れない日々に思いを馳せてしまうのが嫌であえて避けていた。
案の定、読むのがあと5年早ければ。と思ってしまうくらい影響を受ける漫画だった。
その頃まだこの漫画は世に生まれていないけど。
「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」がよくわかる漫画だとおもった。
森先輩の祈りの絵に引き込まれて美術の道に進みたくなった主人公の気持ちに死ぬほど共感した。
こんな浅い言葉でしか語れないのがかなしいくらいに。
どんなジャンルのクリエイターでも、自分の好き嫌いの傾向を他人の作品で探って、最初は真似事でもある日突然自分のものになるときがあって。
そこまでには死ぬほどの努力をしてて、達成感と同じくらいの挫折も味わってて…
わたし影響されやすいから今からでも藝大いきたくなった。
泣き顔が多い漫画だと思う。男の人がこんなに感情
なにより1番すごいのは、モノクロの漫画で表現される鮮やかさだとおもった。
早朝の青い渋谷の駅がわたしにもちゃんと青く見えた。