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2025年1月ライブ体験 夢みたいなこの日を
今月遊びに行ったライブも、自分が参加した演奏会も、恵まれたものだったので記録しておきたい。
1月6日 赤坂某所
仕事初めの日。連休明けから長々と仕事する気にはならないので定時ダッシュで訪問。
2部冒頭から停電。復旧の目処は立たず、暗い中での生音生声のみのアコースティックライブに。
「どうしよう!」等と言いながら、長岡さんを筆頭にプレーヤーの皆さん楽しそうだったのが印象的。
あんなにダイレクトな生音だけのライブは経験したことなかった。室内楽の演奏会に行くとしても、ホールの音響があることが前提だものね。
1月12日 伊達管弦楽団 第20回演奏会
https://www.datekan.info/past
シューマン マンフレッド序曲、交響曲第4番(原典版)
ニールセン 交響曲第2番
のプログラムで全乗りの本番。
パッセージが難しいとかそういう緊張はなかったけど、どこかで落ちるんじゃないかという怖さがなかなか拭えず。オケ全体でもなかなかハメるのが難しかったなと。
練習の重ね方に反省があるとも言えるけど、本番が一番良かった。
シーズン初めに曲に持った印象より、シューマン4番はより軽やかに、ニールセン2番はより血が通って活き活きと。
1月25日 Hamamoto Orchestra Project 第4回演奏会
ベートーヴェン交響曲4番の1stで今回初参加のオケ。
1st指定でお誘いいただいて、ありがたさとプレッシャーを3:7で感じたけど、好きな曲だしせっかく信頼してくれているのだしと思ってお引き受けしました。
自己評価としては、全体として85点、4楽章のソロは80点、で成功とします。あのフレーズでdolceは難しい。
1月26日 サカナクション SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”相模原
サカナクションのライブで最前列は初体験。
昨年のアリーナツアーで前方4〜5列目あたりは体験したのだけど、アリーナとホールでは物理的距離が段違いだった。
文字通りステージの高さも違うが、ホールでは最前列からステージまでの規制範囲が狭く板までゼロ距離に等しい。そして前日にホールで本番やっただけに、板の上から最前列までの距離も想像に容易い。グリーンホール、1列目からステージが近すぎないか?
セットリストは、「あ、その曲が来るの?!」の連続だったと思う。アンコールの選曲はストーリーを考えるとしっくりきた。
音響は箱とスピーカーの相乗なのか距離感が近いサウンドで非常に生々しく聞こえた。スタジオで合わせているのを解像度を高くしてそのまま持ってきたような雰囲気。
最前列だっただけに、演出を全て観れたわけではなかったが、光ツアーと蜃気楼ツアーと地続きなんだろうと。
アンコールが終わって、普通に自分の声がメンバーに届くような距離でこのホールツアー観れて最高じゃん、と思ってたら、もっちと突然目が合って「あげる」とピックを手渡されたのには本当に驚いた。
夢みたいなこの日を
贅沢な話だが、この経験を千年に一回ぐらいとは言いたくない。サカナクションのこれからを見続けたいと思うから、いまを永遠にしたいとも言い切れない。
でも、サカナクションのホールツアー、この公演のチケットを取れたのは本当に幸運。
翌朝、昨日のことは夢だったんじゃないかと初めて疑った。