
私をコントロールしないで!【第二章】必ず人は変われる、悪い習慣は断ち切れる
ここまで、「献身型」「要求型」「閉じこもり型」「オーケー型」を分析しながら、コントロール関係に陥る可能性を見てきました。
この章で、著者が最後に言う言葉はグッときました。
ある特定のタイプに分類されたとしても、一生を通じて、そのタイプであり続ける宿命があるわけではない
ということ。強い自己不信を持っていたとしても、自分の評価を改めることはできるし、受け取る一方だったとしても、与えることの喜びも学べます。
ただ、性格が変わることに、気が付いていないことが大部分なだけ。

変わるためには、自分は変わることもできるということを自覚すること
どんな習慣も断ち切ることはできるということを知ること
これに気が付いたなら、そのための努力と強い意志をもつことが要求されるのです。
コントロール関係にある人が、その関係を終わりにするか変えていくために踏み出す第一歩は、
気づき
です。

自分の置かれている状況に気が付くこと。
これこそが第一歩なのです。
あなたの置かれた状況は?支配が頭をよぎりますか?
コントロールしているような言葉を発していませんか?
コントロールされるような、あなた自身が自分を貶めていませんか?
まずは気づきからスタートです。