【PCR検査 / 6/20/'20現在】米国から日本へ帰国②
こんにちは、モエです。
この記事は”米国から日本へ帰国①”の続きになっています。
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着陸から降機 そして降機から入国についてです。
まず空港での検疫について概要がありますのでお読みいただくことをお勧めします。また分かりやすいこちらの画像も併せてご覧ください
あくまでもわたしが搭乗した日(6月20-21日)の話ですのでご参考までに。。。)
わたしが乗ったのはロサンゼルス(LAX)6月20日 12:45p発 東京 成田(NRT)6月21日 4:30p着のANA NH5です。
ここから時系列を追って書いていきます。
4:00pm
予定より30分早く成田空港に到着。 政府の要請でPCR検査の必須という内容のアナウンスが流れました。
4:30pm
到着から30分経過したタイミングであと待機時間が30分ほどですのアナウンスが流れ、飲み物、スナックの提供があり、(水、アップルジュース・おしぼり・おつまみ)トイレや電子機、USBポートも使用できました。Wi-Fiを飛行機で購入して使用していたのは使えなくなってしまいましたので時間に余裕があれば日本のSIMカードをこのタイミングで切り替えておいておくのが便利です。
【PCR検査の順序】
①国際線乗継
②公共交通機関を利用せず帰宅する人が20名ずつ案内
③PCR検査結果待を政府が用意して下さるホテルで待機する方とその他 の順番で降機していきます。因みにわたしは③でしたので最後まで飛行機で待機していました。
ここからの行動時間や内容は③で動いた場合の例になります。
5:00pm
あと5〜10分でご案内ができるので降りる準備をしてお待ちくださいのアナウンスがありました。(ここで書類や携帯電話、その他自身の荷物など持ち物を確認をしておくことをお勧めします!)
5:08pm
飛行機降りてPCR検査に向け降機しました。移動や並ぶ際も前の人と間隔を開けて動きました。
飛行機内で渡された書類忘れずに。
5:16pm
エスカレーターに乗ってPCR検査会場に向け移動
5:20pm
検査待ちの椅子へ案内されました。
30,40人以上座れるくらいのパイプ椅子が用意されてるところで待機
5:29pm
PCR検査会場へ移動・待機
5:31pm
機内で記入した書類を元にPCR検査問診や自己検疫期間などについて係りの方から口頭で説明がありました。この問診でいつから出国国(わたしの場合はアメリカ合衆国)に滞在しているかも聞かれました。
また、ここでもう一度、空港まで家族や親族などがお迎えに来てもらえるのか、車をレンタルして自分で帰るのか、ハイヤーなどを利用して帰るのか、政府指定の待機場所へ行くのか、※待機場所で2泊3日を過ごした後どのようにして帰ったり移動したりするか等の確認がありました。
※わたしはPCR検査の結果待ち中に家族に接触することは考えられなかったですし、疲労もあるので政府指定の待機場所で待機を選択することにしました。(写真はリンク先HP参照)検査結果が出たのち、家族に待機場所まで迎えに来てもらいました。
わたしは利用しませんでしたが、家族、親族が迎えに来られない場合やハイヤーやタクシーなども利用する予定が無い場合空港近辺のホテルへ宿泊することもできます。(宿泊者実費)帰国者向け自己検疫期間で滞在ができるホテルが20近くあり、ここに掲載されているホテルだと待機所から出していただけるバスでの移動が可能になる様です。また、ホテルではなくキッチン付きの部屋を借りることもできます。(こちらも宿泊者実費)下の写真参照 URLはここをクリック
5:35pm
検査受付待ち
検査はダンボールで仕切られたブース内で行われる。
ブースは①〜③の3つ
5:39pm
体温検査 非接触型の検温がありました。
5:43pm
鼻に長い綿棒で刺され、1分程度で検査は終了しました。(インフルエンザの検査をやったことがある方はイメージしやすいかもしれません)
(検査はダンボールで仕切られたブース内で行われ、①〜③の3つのブースで行われていたので少し並びますが流れは早かったです。)
その後、政府指定の待機場所の方が数名集められ、検査会場から移動が開始
↓ 検査が終了するとこの紙が渡されます。捨てたり無くしたりしない様、パスポートと一緒にしておくのがいいと思います。
5:48pm
入国手続きと関税、預け荷物の受け取り
5:55pm
政府指定の待機ホテルの説明
滞在施設入所に際しての書類の記入
6:00pm〜
指定された空港内の待機所で 政府指定の待機所への移動 まで待機 。下の画像の段ボールで作られたスペースが幾つもあり指定の場所へ案内されます。
待機所まで移動案内がされるの間、水や紙パックのジュース、おにぎりやパン、洋菓子、バナナなど自由にとって食べられるものがありました。
6:26pm
バスが到着した案内があり待機所まで移動。成田空港から一緒に15人くらい一緒にバスへ乗り込みました。何人かまとまった人数が揃いバスが到着したら案内がされている様でした。
空港内待機所からバスまでの移動が少し急かされている様に感じ、移動の途中に換金所もありましたが立ち寄ることができませんでした。(係りの人に声を掛けてお願いをした訳ではないのでもしどうしてもUSドルから日本円に換金をしたい方は一度案内をして下さる方に相談しておくのがベストです。)
6:43pm
バスが政府指定の待機所へ到着。(待機者のプライバシーを考慮し待機所の所在はこの場では伏せますが待機所に到着後バス内で動いてくださっているスタッフさんの案内で所在地が案内されます。)基本この待機所で2泊3日過ごすことになりますが途中で帰ることもできます。
6:50pm
バス内で、先程記入した 滞在施設入所に際して の書類と引き換えに待機所内での滞在部屋についてひとりひとり説明があります。"滞在施設入所に際しての書類" はすぐ手に取れる所にしまったり、手に持ってバスに乗り込むのがいいでしょう。
部屋まで移動する際エレベーターを使用しましたがエレベーター内も全てビニールが貼られており、エレベーター内には1人ずつ乗り込むこと、どこにも触れてはいけないということを係りの方から説明がありました。
6:55pm
滞在部屋へ到着
わたしの場合は政府指定の待機所で過ごすことを選んだのでおおよそ着陸から3時間掛り落ち着きました。飛行機の座席によって移動する順番やその飛行機の搭乗人数などによって異なってくるので一つの目安として時間を参考にしていただければと思います。この様な流れで日本に帰国した日が終わりました。
待機所で2泊3日を過ごし検査結果が知らされたあとは、たとえ陰性でも、帰国直近の観戦は否定できないので14日間の自粛を求められます。
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世界中で甚大な被害が広がり不安な日々が続く中、じぶんなりに帰る決断を慎重に判断した上でこのタイミングで一時帰国を決め、帰国しました。
ニューヨーク がロックダウンを始めた3月、4月は食糧や生活必需品を買う以外は基本的におうちから出られず、5月に入りようやく必要最低限の配慮を前提に近所をお散歩したり、明るい日差しや気持ちいい風を浴びることができました。
アメリカや日本そして世界各国のニュースやSNS等を見て、とても考えさせられている数ヶ月間で、いつの間にか頭も身も心もいっぱいいっぱいになっていましたが、日本に着くと、思いやりのある丁寧な対応や清潔に整理された安心安全な環境が整っていて、空港に着いた途端、緊迫していた心が和み落ち着きを取り戻していました。
新型コロナウイルスだけでなく、今もなお続いている人種差別や抗議デモ、誹謗中傷、日本や中国、香港の政治問題などについても、アメリカに住んでいたからこそ、多角的な感じられる部分がたくさんありました。もうとっくに人ごとでは済まされない時代に入ってきています。皆さんも、それぞれがしっかりとこの現状に向き合い、見つめ直す必要があるかと思います。そして第一にまず、全ての医療関係者や新型コロナウイルスに命をかけて闘って下さっている方々に対して、この場を借りて尊敬の意と感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございます。
わたしも引き続き自主隔離を行い、もう1週間と少しを乗り切りたいと思います。
いまだニューヨークや諸外国で日本への帰国を検討されている方、その知り合いの方でも、何か質問があれば気兼ねなくご相談ください。
少しでも皆さまのお役に立てれば嬉しいです、みんなで支え合って一緒に乗り切りましょう!
読んで頂きありがとうございました!