なぜ同じ物を売っているのに、売れる人と売れない人がいるのか?
コロナの自粛があけて、一週間がたった。
少しずつお客様も戻りつつあると思うし、まだまだ戻ってり切っていない所もある。
だけど、歌舞伎町は自粛中でも、営業をしてずっと生き続けた、今になって更なる盛り上がりを見せて、土曜日の朝にはそこら中にゲロが撒いてあったりする。
なぜ、飲食店がヤバいなか、歌舞伎町は売れているのか?
それは一つ性という物があると思う。
三代欲求の一つの異性という欲求を満たす街だから、眠ったり食事をしたりするのと同じようにある一定の量は単純に欲求として求めてしまう。
それともう一つはお客様を大事にしようとする心持。
メンタル的でロジックではないが、下心があってもなくても、きっと本当にお客様を大事にしようとしていると思う。
タピオカ屋がある、一見挟んでその隣にもタピオカ屋がある。
片方のタピオカ屋はお客様の出入りがある、もう片方のタピオカ屋は全くと言っていいほどお客様が入らない。
タピオカの味なんて大差ない。
なぜ、こうも違うのか?
どちらも可愛らしい女性の店員さんが受付をやっている。
片方は淡々とこなし、失敗はない接客。
もう片方は笑顔で、今日もありがとうございます!暑くて大変ですね、ご苦労様です!と声をかける。
そんなのお客様的には「いちいち話しかけないでくれ」って思うお客様もいるかもしれない、だけど、嫌なお客様はそもそも来ない、だから話しかけられたいという、笑顔が見たいというお客様が集まってくる。
ほんとうに接客ってこういう事、クオリティが高いとか、値段が安いとか、店舗が綺麗とか、もちろんそうだし、そんなの皆当たり前だと思っている。
それよりも大事なのは、お客様を本当に大事にしようとしている思い。
自分にとって本当に大事な人だと思った時にどんな接客になるか?どんな声をかけて上げたくなるのか?どんな事をしてあげたいと思うのか?
きっとお店にいない時も常に頭の片隅にその人がいて、あのお客様これかって言ったら喜ぶかな?とか、これ見せたら喜ぶかな?とか、そんな事でいっぱいで、きづけば毎日考えていたりすると思う。
それが売れる人と売れない人の違い。
想いはスキルを凌駕するっていう言葉が僕は大好きだけど、本当にそうなんだよな。
クオリティとか、サービスの内容とかじゃなくて、その人がどれだけ自分の事を思ってくれていたか?思い出してくれていたか?それがお客様が集まってくれるのか?それともコロナというのを理由にお客様が来ないと嘆いてしまう人の差なんだろうなと感じた。
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