下北沢激安物件
不動産屋のお客様の話
男の人Aさんと先輩のBさんがいました。
Aさんは下北沢に住んでみたくて物件を探していました。
ある日とあるアパートを不動産屋で見つけました。
不思議なアパート2階建て1Kなのですが、家賃が8万、8万、7千、8万みたいに一部屋だけ間違えたでしょ?という値段の部屋を見つけました。
「これはどうしてですか?」
と伺うと。
「今まで4人住みました、全員2週間もたなかったです、二人は亡くなりました。。。。」との事。
1人は窒息死、一人は溺死。
しかし、Aさんは安さと下北沢という物件でその部屋に決めてしまいました。
翌日、B先輩に「お前、下北沢住めたらしいな?更には事故物件なんだって?お化けはでたのか?」といわれ。
出ましたw
夜中の2時になった瞬間に『わーっ』という幼稚園生がみんなで遊ぶような声と数分続いたのちに『カツーン』という音がなって静かになったと。
そして三日後、BさんにAさんから電話がかかってきました。
「先輩この物件やばいかもしれないです、、、、」
毎日2時になる必ず声が聞こえる。
そして女性の笑うような声も聞こえる
との事。
そして一週間後
Aに呼ばれBは少しだけ会う事に。
真っ青な顔をしながらAは「先輩、僕引っ越したいです、、、最後になっているカツーンっていう音のがなんの音かわかりました」
毎回2時に相変わらず。
そして最後のカツーンが回数が多くなっている。そして昨日はカツーン、カツーン、カツーン、カツーン、カツーン、カツーン、カツーン、、、、と7回。
これは階段を上っている音だった。
そして階段の数を数えたらなんと13階段、つまり2週間で部屋に入ってくる。だから2週間もたない。
しかし、引っ越したいと言っても先輩も丁度忙しい時期ですぐには無理。
「なんとかがんばれ」と言ってBはお守りをAにあげてその場は終わった。
そして13日過ぎ、とうとう14日目。
また電話がかかってきて「先輩、本当になんとか時間作れませんか?もう本当に無理です」と震える声で電話がかかってくる。
話を聞くと昨日は『わーっ』の後、女性が笑いながら階段を登り降りを繰り返し、ドアを『ドンドン』叩き、ドアノブを『ガチャガチャ』してくる。
もう今日は家に居たくない、助けて欲しい。
という事で、先輩は時間を無理やり作り夜の0時から引っ越しをし始める事に。
時間を少し過ぎてから急いで引っ越しの準備を、しかし、2時までに引っ越しは終わらず、なんと荷物もほとんど片付いて何もないような状態で2時を迎えてしまう事に。
B「2時になっちゃったぞ、、、何もおきないじゃないか?」
と言ったら
バチーン
とブレーカが落ちる
B「おい?どうした?停電か?大丈夫か?」
A「・・・・・・・」
B「おい、、なんとか言えよ!」
と、言ったら電気が戻る。
そこには倒れてい息をしていないAの姿が。。。
すぐさま救急車で病院にいった
そして、先生にうかがったらどうやら喉に先輩の差し上げたであろうお守りがつまっていた。
あのまま放っておいたら窒息死をしていたそうだ。